懐かしい!今は無き名鉄美濃町線の美濃駅に行ってみた!
ひさびさの鉄ネタです。。
今年の夏休みに帰省するときにちょっと寄り道して、もう廃止されちゃった名鉄美濃町線の美濃駅に行ってみました。。。
岐阜県美濃市は、岐阜県の真ん中当たりに位置してて、美濃和紙で有名なところ。
また、『うだつのある町並み』として有名で、時代劇に出てきそうな街並みで、いい雰囲気なところ。。
こんな感じ。
これが『うだつ』
”うだつが上がらない”なんていうアレです。
こんな看板があったり。。。懐かしモノ好きの小生にとっては楽しい限り。。。
川越なんかも同じような雰囲気ではあるものの、川越ほど観光客がいなくて、いかにもって感じでいい感じです。
こんな街並みの中に、廃止されとはいえ、ちゃんと廃止前の駅をそのまま残した駅があります。
まだ、フツーに駅としての機能があるような雰囲気。。
駅の中もまだフツーに使われていそうな田舎の駅って感じの雰囲気。。
廃止当時の最後の美濃駅発の時刻表。。。
急行なんてあったのね。
改札を抜けると。。。
往年に活躍した車両が当時のままの状態で保存されてます。。。
左から、モ500形、モ510型、モ600型。
まずは、モ600型から。。。
うすっぺらーいって感じの車両です。。
この美濃町線としてはまだ新しい方に分類される車両。。。
車内のシートは取り外されちゃってるんでがらーんとしてます。。
路面電車と同じように、運転席は真ん中に。。。
今風の電車の運転席とは違った、いかにもメカニックな景観。。。んーいい感じ。。
次は、モ510型・・・
The Showa! って感じの名車ですな!
美濃町線といえばこの車両!って感じの堂々たる形をしてます。。。
510型といえばこれ!
戸袋のところが丸窓です!
同じような時期の流行だったのか、上田交通のデナ200形も同じく丸窓でした。。。
車内はこんな感じ。。
残念ながら、これも座席が取り外されちゃってます。。。
でも木造っぽいいい雰囲気を醸し出して、いかにも昭和の車両って感じです。。
これも運転台は真ん中。。。
なぜか昔の車両は、当然ながら今のようなハイテクさは無いけど、デザインが素晴らしい。。。
機能美というものなのか。。。
表面上だけのチャラチャラしたモノではなく、質実剛健の無骨な雰囲気がいい。。。(やっぱりオヤジの感覚なんでしょう。。。)
運転手のウデ前がすぐに現れそうな、運転するのに必要以外なものは無い!って感じ。。。
最後は、モ500型
在りし日の京都市電に似てるよう気きがしますね。。。
これは、いかにも併用軌道を走る路面電車って感じです。。。
これにはちゃんとシートがありました。。。
この運転台は、昔の路面電車そのもの。。。
大きなマスコン装置に、小さいブレーキ関係の機器。。。
なんか懐かしい。。。
駅の横にはひっそりと石碑があって、美濃町線の功績が書かれてます。。。
きっとこの鉄道があったらこそ街は発展のきっかけを作り、モータリゼーションの発展によりその使命を終えたものであったんでしょう。。。
街を作った功績は偉大であり、その功績を称える美濃市は素晴らしく、とてもいい街でした。。。
昔の雰囲気を味わえる、オススメのいい街です。
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