15年目をむかえたスズキTwin君のエンジンマウントを交換してみた!!(埼玉特派員レポート)
埼玉特派員報告Part6です。
2019/3/16 今日の埼玉南部は曇り。少し暖かくなってきました。
この3か月、おっきい方の車検とかいろいろネタはあったのですが、寒いので割愛します。
今回ですが、またまたちっこい方に手を入れます。
経年劣化という仕方のないことなんですが、信号待ちのアイドリング状態でのエンジンの振動がちっこいボディ全体に行きわたり結構不快になって来ました。ウィンカーと連動でチカ・ブル・チカ・ブル・・・なのが気になりだして、はや3年ぐらい。
K6Aでアイドリング不調時のメジャーな対応となるISCVの清掃なんていうのもちょこちょこやりましたが、根本解決に至らず、エンジンの振動エネルギーの吸収方法そのものの問題を解決するしかないと決意し、いつものモノタローさんにお願いしました。
今日の材料です。
ちっこいヤツのエンジンは3か所でボディーに吊り下げられてます。
いつものようにウマをかけました。
エンジンが落ちて来ないようにパンタジャッキを組み合わせてやっていきます。
一番簡単なところがココ。ボディーの真下にあるマウントから進めます。
前後のボルトとブッシュ中心のボルト計3本を外します。
あまりボディを上げてないので窮屈な姿勢になりますが、エクステンション使ってブレーカーバーが振れるスペースを取りやすい部位ですので、えぃ!って緩めました。
左が旧です。ブッシュがかなり下方に沈んじゃってますね。
クラックも入ってますので、エンジンの振れ吸収力は確実に落ちてるはずです。
サクサク進めます。
まずは、助手席側のこれくらいのパーツを外します。
コイツが出てきます。
上からブッシュ中心ボルト、下からエンジン固定ボルトにアクセスします。
少し長めのエクステンションが必要です。
パッと見、形が変わってないですね。ラバーの色が歳を感じさせます。
旧のサイドクッションラバーをめくってみると、こんな形。
切れはありませんが、皺が多いので、ヤレ感は否めません。
新のサイドクッションラバーをめくってみると、こんな形で、改良?されてます。
ラストは運転席側です。こっちは上にかぶさっているものが無いので簡単そうに見えるんですが、ブッシュ中心ボルトにアクセスするのに、ABSユニットが邪魔してくれます。
が、手持ちのメガネ2本使って地味に緩めました。
左が旧でサイドクッションラバーが外れちゃってます。
ブッシュの形もサイドクッションラバーの形も進化?している様です。
旧をドライバーでこじってみると、クラックがほうぼうに出てます。
15年間ごくろうさまでした。
ついでにバッテリーも交換です。5年ちょっと使い込んでますが、まだまだ元気ですね。
これは、のりすけさんに有効活用してもらいましょ!
みなさんお馴染みの青いヤツをまたチョイスしてます。365CCAでした。
前の新品もそのぐらいだったと仮定すると、5年かけての劣化率が30%ぐらいですね。
新品はセルの廻りがとってもイイです。
全行程は10:30ぐらいからお昼をはさんで14:00ぐらい。実質3Hぐらいです。
パーツ代は、マウント三つが15.7K\、バッテリーが4.9K¥でした。
試運転がてら晩御飯を買いに町内一周してみました。
感“激”!!!早くやっときゃよかった!!!
<おまけネタ>
現在、これをおっきい方もちっこい方も2stバイクにも入れています。
清浄効果については、そのうちシリンダー内を覗いてみます。