Archive for 9月, 2017
EC22Sのスズキ Twin君のブレーキパッドがない!!純正でいいのか?良いんです! DIYでローターとキャリパーも純正流用で交換!!(埼玉特派員レポート)
またもや前回の飛び石にやられちゃったー!!でもDIYでガラスリペアやってみたら結構いい感じに修復できたでぇ〜(埼玉特派員レポート)に続き、師匠から埼玉特派員レポートがやってまいりました。。。
今回はあのかわいいEC22Sのスズキ ツインのブレーキパッドのみならず、ローターもキャリパーも交換するというレポートです。
さすがマニアックな師匠のやること
すごいです。。
埼玉特派員報告Part2です。
9/23の埼玉南部は曇り。作業日和です!
今回はチビっこい方をいぢっていくぜ!!
ネタは、こちら。
パッドがチビてます。そろそろ活動限界ですね。
ローターは活動限界が10mmのところ12mmなのでOK!!
チビっこい方は12インチのソリッドディスクです。
車重が590kgなのでスペック十分です。
さあ、どうしよっかなぁ・・・って考えていたのは先週なんです。
で、これです!某オクで程度がよさそうな一式Get!
(心1:ヲゐヲゐ、パッドだけでよかったんじゃねーの?)
(心2:パッド?写真下に残量いっぱいの見えないの?)
(心1:上の丸っこいのと真ん中の四角いのは?)
(心2:気づいちゃったらしかたないよねぇ。。やるぜ・・)
まずは健康診断。パッドは残量OK!片減りもなく、いたって健康です。
写真はありませんが、キャリパーのダストブーツの破れ無し。ピストンも手で押せます。
ローター君は17.2ですか、えっ?ちょっと太りすぎじゃございませんか?
どしちゃったの??だめだよぉ。息吐ききって?え?吐けない?・・・
(心1:ヲゐ!ローター空気穴あるぞ?狙ったの??)(心2:だって・・あいそうだったんだもん!)
そぉなんですぉのりすけさん!某オクで落としたのは別車種のTurbo用だったんです。
ディスクブレーキの容量アップでカックンはしないだろうということで、純正流用チューンいってみよー!!
これがノーマル状態です。(既にウマに乗っかってます)
心配なのは、キャリパーブラケット取り付け部のボルト間隔とキャリパー付けた後のホイールとのクリアランス。
ブラケットが合わなきゃ、パッドだけ使うしかないです。
で、いつものようにバラしてしまって仮組。
ブラケットは難なく装着。バックプレートにローターの接触無し。
後ろのブレーキホースの下にブラさがってるのは、オリジナルのキャリパーです。
ベルハウジング部分が黒々としているので、さび止め塗ったのか?と思い、よくよく見ると、、、
世界に名だたるBOSCH様の刻印が・・・ローターの減りも少ない上に出荷時のさび止めだYo!
ドナー車はたぶん車検でブレーキ回り交換してそんなに走らなかったんだろーなぁと想定。
やったぜベイベー!!(古っ!!!)
キャリパーも仮組です。後ろにまだオリジナルがぶら下がってます。
タイヤを着けてホイールとのクリアランスチェック。
チビっこい方はインチアップして13インチを履いているので十分にスカスカでした。
おもむろにバイスグリップでブレーキホース挟んじゃってます。まあ、自己責任つーことで。
オリジナルキャリパーはこの時点で取っ払いました。
キャリパーから排出されたブレーキフルード・・なんか黒い・・・ダイジョブか??
ここまでやっちまってるから、進むしかないよねぇ。
本当はキャリパーを黄色に塗っちゃう計画だったんだけど、、アストロさん!ゴールドじゃなくて黄色作って!!
のりすけさんはゴールド推しだったけどさ・・STI連想しちゃうのよねぇ・・・
重要保安部品なので、いつもの手ルクレンチではなくキチンと測れるもの使ってます。
左下がキャリパーです。ストラットから吊られてます。この吊ってる金属ベルトが何だか判りますか?
ワイパーゴムの芯です。この芯線はステンレスで出来ていて適度な剛性があるのでフェンダー裏から
室内へのハーネス引き回しのパイロットワイヤーがわりに使ったりもできます。(廃品活用ネタです)
キャリパーもとっとと付けちゃって、エア抜き始めてます。気泡ときれいな色のフルードが出るまで抜きます。
アストロさんのブリーダーホース使って運転席、フルードタンク、キャリパー間を1人で行ったり来たりです。
でも二人で“踏んでー!離してー!踏んでー!!OK!!”がやっぱり安心だなー。
運転席側出来上がりです!
この後、助手席側もおなじ様にバラして組みあげました。
写真に無いのですが、キャリパーにブレーキホースを組み付けるときに使うバンジョーの
両脇の銅ワッシャーは交換指定部品なんですが手持ちが無かったため再利用した事は内緒です。
他、パッド組み付けの時の鳴き止めグリースペタペタとかワイヤーブラシで粗錆びゴシゴシとか
やってます。
ローターキャリパーセット:¥5,000-、フルード:¥900-、ブレーキクリーナー:¥200-
10:00位からお昼含めて14:30位の作業でした。
さぁーって!ローターの錆び落としとPバルブのバランス見に行ってこなくちゃ!!
※重要保安部品そのものなので、しばらくは要チェックですな。“左手は常にサイドブレーキレバー(笑)!“
を始業前点検の項目に加えておかなくっちゃ!
飛び石にやられちゃったー!!でもDIYでガラスリペアやってみたら結構いい感じに修復できたでぇ〜(埼玉特派員レポート)
小生の尊敬する師匠から特派員レポートがやってまいりました!
会社では結構、偉い人なんですが、なんでもDIYしちゃうスゴイ人なんです。。。
( いつもマニアックなコメントをいただける「しゅう師匠」で、 今年は猛暑!19万キロを超えたE51エルグランド君のエアコン冷媒をDIYで補充してみた!でも登場します!
ちなみに師匠も小生もコンピュータ会社勤務で、こういうことは本職でないんですよ。。。 仕事をまちがえました。。。)
今回は、ランサーエボリューションとツインの2台持ちの師匠がフロントガラスリペアに挑戦した成功例のご紹介です。
さすが師匠ですわ!
埼玉特派員報告です。
9/9の埼玉南部は朝から快晴です。
こんな日にはお出かけしたいのですが、気になるところを始末してしまわないと被害が大きくなっちまうので、ジャジャーン!!がらすりぺあきっとぉー!
![]() |
ひび割れ 補修 フロントガラス リペア キット 価格:600円 |
特派員はデカいのとチビっこいの2台持ちなんですが、先週別件でイジイジしていたら、どっちもイヤァー!何これ??に気づいてしまったんですよ。
確かに、東北道とか常磐道とか首都高とかそれなりに走っていて、たまにパキッ!とかピシッ!ていう音は聞こえてたんだけど、気にはなってもマジマジと確認してなかったんです。
ということで、今回はガラスリペアキットを使ってフロントガラス修理×2いってみよー!
まずは、デカい方です。横一直線に割れて交換した実績があり、大枚はたいて交換した2枚目。それでも小さな欠けがところどころ既にあるのですが、見つけちゃったのがコレ!!
たぶん、お盆帰省の帰りに気持ちよく追い越しかけてた時にパキッ!っていったやつだと思います。少し引いた画像はこちら。
車の前からフロントガラスに向かって右下。ガラス修理屋さんによっては拒否られそうな場所です。
レジンは嫌気状況下で紫外線で固まるので、日陰になるまでの時間で前準備を開始します。
まずは、お掃除です。
とりあえず、衝撃を受けて欠けた表面を押しピンの先でカリカリして少し広げます。
レジンが入り込む隙間を開ける感じですね。あんまり大きくすると仕上がりが目立つようになるのでホドホドにしときます。
私の場合はこの状態でジッポのオイルをふりかけつつペーパータオルでフキフキしてます。
ホコリ除けとして別作業で使ったアルミテープを軽くペタッと貼って日陰になるまで放置です。
で、チビっこい方の状態はコレ。
衝撃点からシロサギが羽を広げたように逝っちゃってます。
写真撮る手が映り込んでますけど、真ん中の白く見えてるところです。
写真右方向がボンネットで、ワイパーリンクを隠すカウルトップを既に外した状態です。というかカウルトップを外さないと修理できない位置にくらってます。室内側はセラミックラインなので、レジンが浸透しているかどうか状態確認ができないところです。ショップでは完全に拒否られると思います。
そそくさとお掃除です。激しくガラスが弾けているように見えますが、薄い広がり方向のクラックですので、ちょっと針先を当てただけでこの有り様です。裏が見れないだけに難易度高そう・・・。こちらも、ジッポオイルで洗浄して乾燥待ちです。
日陰になるまで暇なので、他の作業の一部をチラ見しませう。
さっきのデカい方の修理地点のちょっと右側、Aピラーに突き当たるガラスの端っこに何やら銀色のテープを貼っています。TOYOTAさんのマネっこしてあちらこちらに貼っていきます。
もちろん、チビッこい方も目立つか目立たないかのところにビシバシ貼ります。
とても安価ですのでプラシーボでもいいやって感じでペタペタ、日陰になるまで内職します。
日陰になりましたので、本番スタートです。まずはデカい方。
傷を中心として両面テープをしっかり貼ります。ここで手を抜くと後でレジン漏れが起きてしまいます。
そして、レジン注入マウントの貼り付けです。こちらも念入りに貼り付けます。
レジンを5~6滴マウンターの中に入れてから、付属のシリンジで目いっぱい負圧をかけます。私の場合は負圧状態をテキトーに繰り返して(ポンピング5,6回ぐらいか?)から最大負圧で15分放置しました。
レジンは紫外線により硬化する樹脂ですので気休め程度ですが、エリマキを巻いてあげてます。
今度は20分ぐらいの加圧です。両面テープがしっかり貼られていないと20分持たずにレジンがダダ漏れしてきます。今回も(ヲゐヲゐ何回目じゃ?)漏れちゃていた様ですが・・見えていないということは事象が発生していない理論で進めます。
両面テープの剥がれてレジンが漏れる原因ですが、高温域の粘着性能によるところが大きいと思います。特に今のような夏場は苦手のようでしっかり貼ったつもりでも剥がれちゃうんですよね。
日陰とはいえ、ブラウン運動を抑える温度には下がらなかったようで、、、
ブラウン運動を抑制できなかったおかげで、マウント剥がすのは楽でした。力をかけるとピシッ!と逝っちゃう可能性を否定できないのでスクレーバー使って慎重に剥がしてます。この時点でもレジンは流れる粘度です。裏からみても浸透したように見えたので仕上げにかかります。
傷口に一滴レジンをたらして、付属のP.Pらしきシートをかぶせます。表面張力というか界面張力でジワーっと広がりますがさらにスクレーバーでちょっとだけ広げます。
![]() |
価格:598円 |
何やらおもむろにやっちゃってますが、UV-LEDライトです(だって安かったんだもん!)。
これで固めます。いやー速い安い!!! 過去修理時は夕日を追っかけたりしたこともあるので、次も心配無いけど・・使わないことを祈るしかないですよね。
UVライト、普段使いはブラックライトという意味でいろいろ使い道ありますよね。(漂白剤のムラの確認とか、壁のシミ見つけるとか、蛍光ペンでPOP作るとか・・・ねぇョSST好きなだけですよ・・)
仕上げにかかってます。キット付属の安全じゃないカミソリでレジンをそぎ取っていきます。傷口部分は黒板を爪でひっかくような立て気味の角度、さらに、ガラス面の上下方向と刃を平行にするのがコツだと思います。(上下方向にそぎ取ると凹みます)
針先のちょい右側がクラックのあった場所です。なんかうまく行っちゃった感、満足度120%ぐらいです。
これに気を良くして、チビっこい方も行ってみよー!!
両面テープ貼りですね。保護シートがヨレヨレしているのが気合の証拠です。
マウンターは使いまわしです。ジッポのオイルで脱脂してから貼りました。レジンを注入中です。
負圧を目いっぱいかけて放置プレイ(アルミテープのペタペタ内職は継続してます)
ちなみにこっちの温度・・まだ、高いです。
せっかくカウルトップを外したので、ついでの整備です。
真ん中ちょい左は助手席ワイパーのシャフトです。右上に見えてるのはモリブデンペーストってやつです。浸透力が結構あって揮発成分が抜けるとかなりの長時間にわたって潤滑してくれるヤツです。プシュっとジワっとシャフトに染み込んでいきます。運転席側もやっときました。さらに、ボディパネルのつなぎ目が薄茶色になっていたので、軽いケレンで済む浸透性さび転換剤(染めQさんの必殺です)も塗っちゃいました。適当に落ち葉や泥もささっと掃除して液体ワックスを見えるとこにだけかけときました。(アルミテープの重さ分は軽量化したはず)
映り込んだ日差しがかなり低くなって来ちゃってますが、加圧工程に入りました。さらにこの裏で内職を続けてます。
ちょっとすっ飛ばしてUV攻撃に入ってます。映り込んだ雲が夏の終わりを感じさせてくれます。
内職も進んでます。
削ぎ落としもすっ飛ばして、最終状態です。まぁ、いいんじゃないかな。
ということで、一気に2台のガラス補修をしてみたのですが、素人修理の範囲じゃ上出来だと思います。
かかった費用は、リペアキット¥500-、UV-LEDライト¥980-、ジッポオイルとペーパウエスと接写用レンズは手持ちです。2台のガラスの出来栄えとプラシーボ系内職の複合作業でかかった時間は5時間ぐらいです。自己満足の世界でオッケーでしょ?あースッキリした!!
以上、埼玉から特派員がお届けしました!
また、何かネタできたらレポートしますねー!