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あれー!燃圧ZERO!!ヤバイ!!ランエボの燃料ポンプと点火プラグをDIYで交換してみた!(埼玉特派員レポート)
まだ6月なのに初夏のような暑い毎日。。。
出張続きの毎日で記事を書けない日々が続いていたけど。。。
我が愛すべき師匠からまたまた特派員レポートがやってまいりました!
いつものスズキTwinとは違って、大きな方のランエボでの修理です!!!
埼玉特派員報告Part4です。
6/2 外環 三郷南-高谷JCT 本日開通です。
今日の埼玉南部は晴れ。暑いです。
この間、おっきい方で首都高を走っている時に気づいたんですけど、アクセルべた踏みで3000-4000回転の間で3回ぐらい「しゃっくり」するんです。ブーストかかってココからって時にリミッターでガクッ!っていうよりはホヨッ?ってぐらいなんですけどね。
もうすぐ13万キロに到達だよ!なんかヤレッ!!って言っているようです。わぁったよ!!!
で、前のCD9Aの時の記憶をたどると・・・きっと点火系だわ。
そーいえば、プラグ換えてねーや(記録では4万キロ走破済)って事で、プラグは必須。
前のは普通にプラグコード着いてて、その老朽化が顕著に表れたんだけど、今のは変則的なダイレクトイグニッションで短いプラグコードついてる。これは社外品にしてあるので後回しでいっかな。
あとわぁ、、、前の前のA175で18万キロぐらいで出たやつ。
ある日突然やってくる燃圧ゼロDay攻撃。こればっかりは避けたいなぁ。
純正はとてつもなく高いんだよぉぉぉ。オク見ると排出量がデカくて安いヤツがいっぱいあるんだけど無印が心配。東名さんとかHKSさんあたりも選択肢だけど、プレッシャーレギュレータも着けないと燃圧上がりすぎそう・・・。ジロジロ眺めてるとちょっとだけ流量上がるけどよさげなポンプあるじゃないですか!
で、今日の材料はこちら!!
http://happoya.jp/?pid=6164780
HKSさんのページを見ると純正品が150LPH(リッター/時)で、探した上のヤツは190LPHなので、純正のレギュレータでも何とかなるだろーってポチ!っとな。
価格:5,000円 |
(こんなんもあります!)
そしてコレ!
これまで着けているのがNGKさんのですけど、今回はDENSOさんのにしてみます。
DENSO デンソー 三菱 ランサーエボリューション 05.3~07.10用 イリジウムタフ スパークプラグ VKH22 4本セット 価格:4,896円 |
でわでわ、はじめましょうかね。
助手席側のリアドアから室内にアクセス開始です。二つのクリップ?
を引くだけでリアシートは外れます。
おっきい方はガソリンタンクが左右2つに分かれて配置されていて、ターゲットのポンプは助手席側後ろの蓋の下におわします。
蓋を開けると長年の汚れとともにホース3本と電源カプラーが出てきます。
高圧のかかる燃料ホースはクイックカプラーとなっていて、爪を押してチョット引くと抜けてきます。おもむろに抜いちゃってますけど、電源カプラー抜いた時点でセル回して燃圧抜いてあります。逃がしとかないと、室内にガソリンぶちまけることになりますので・・・
で、知恵の輪のように逃がしながらポンプアッシー押えのリングを外します。
一番手前のナットが隙間少なくて外すの大変でした。
ポンプアッシーとご対面です。これもセンダゲージのフロートが引っかかるので知恵の輪です。
タンク内です。錆びてる様子もなく健康ですね。臭いは強烈ですけど。
もう少し走ってからやった方がよかったです。ほぼ満タン。
これがポンプアッシーです。
右上の茶色いのが、大きなゴミの侵入を防ぐ樹脂網のフィルターです。
真ん中の胴体の上半分ぐらいのもっこりして薄黒く透けている部分が塵芥用のフィルターになっていて、残念ながら分解できない部分です。
ケースアッシーとして部品は出るのですが、これまたお高いのです。
ポンプアッシーからセンダゲージを取り外します。つけたままだと、センダゲージのフロートがプラプラして作業しづらいのと、シャフト曲げちゃうからね。
分解してモーターを引きずり出します。爪が三か所あって、劣化して割れるんじゃないかって思いましたが、ガソリン漬けの毎日で劣化するような材質ではなく、ミリミリともいわずに爪が外れてくれました。
電源カプラーもむき出しですので、爪を押し込んだらすんなり分離。
ポンプ右上の蛇腹みたいのがゴムパッキンで、嵌合がキツめでギュルギュルいいながら外れました。(脱脂されてという表現が正しそう)
ケースの燃料排出側から思いっきり息を吹きいれた結果、、、
ケース本体内のフィルタからガソリンが逆流するわけで、ガソリンに含まれてた塵芥と燃料ポンプのブラシの削れカスとガソリンがドバっと出ました。まぁ、新品を用意しなかったので気休め程度に詰まりを確認した感じです。クチビルがしばらくジンジンしていたのは言うまでもありません。
新旧交代の儀。新しく用意した方の背の高さがちょっとだけ低い感じです。
汎用品の誤差の範囲だとは思うのですが、タンク内でガタつくのもいやなので装着しながら考えます。
樹脂フィルタを移植します。蛇腹のようなパッキン(実際はパイプ)で、ある程度の誤差を吸収できるようになっています。(差し込み量で調整)ですが、5mmぐらいケース内で動くので、Oリング2本でゲタを履かせて調整しました。
パチパチっとケースを組み上げ、センダゲージも取り付けました。
後はバラした逆に組み上げていくだけです。
ケースとタンク間のゴムパッキンは再使用不可なんですけど、ひび割れも無いし、部品も取ってないのでそのまま自己責任としました。
最終的に組み上げる前に結合テストです。一通りホースと電源つないでエンジンスタート!!ポンプから燃圧かかるまで空振りでしたが難なくスタートしました。後は、一回ホースを外して、固定リングを知恵の輪よろしく装着です。
完了です。新品は純白なプラスチックのハズですがガソリンの着色料って強力なんですねー。
ちなみに純正ポンプはDENSOさん製でした。直接引けるのかググってみようかしら。。。e-bayで見つけてしまった。。なんで国内価格ってとんでもないんでしょう。。。(泣)
気を取り直して次!!!
点火系はこんな感じです。1-4、2-3が同時点火になってます。
爆発してない気筒にも火が飛ぶと考えると、プラグの寿命ってどう考えるのが妥当なんでしょうね?デスビ時代の二倍稼働しているので半分って考えると、十二分に働いた感のあるプラグさん。いままでありがとう。
サクサクばらしていきます。
プラグメーカさんはネジ部分には何も塗っちゃダメョって書いてますが、適正トルクで締め付けていても、しばらくするとカーボンがネジまでくっついてきて、外す時にかなり不安に感じるくらい緩まない事ってありませんか?
熱膨張や爆発圧力に負けて生じた微細な隙間に燃焼ガスが回ってくるのでしょうけど、ネジ山に硬くこびりついたカーボンでいづれ山がナメるかもしれないという強迫観念から、私はスレッドコンパウンドを使います。
放熱にいいんだか悪いんだかわかりませんが、気密と気持は比例するってことでこれも自己責任です。
これが4万キロぐらい走ったイリジウムプラグです。中心電極の突端にイリジウムが溶着され、接地側は素のニッケル合金?のヤツです。
接地電極のカドが丸く薄くもなっているので、ご苦労様!!でいいです。
碍子見る限りほんのりきつね色なので、熱価はこれでいいんじゃないでしょうか。
ENSOさんのお得意のU字カットと極細イリジウムの組み合わせのヤツです。
昔は中心電極が溶け落ちるとかあったみたいですがどうなんでしょうね?熱価間違ったらそうなるかもしれませんが。
バラした逆順でササッと組み上げました。
MITSUBISHIロゴがところどころ剥げているのが一緒に歩んできた証です。どおりで自分も体が辛いわけだ・・・
役目が終わった方々に集まっていただきました。
ポンプって意外に小さいんですよ。これで280PS出すんだから大したヤツです。しばらくの間は同乗してもらって、新人さんが拗ねたら路上で現役復帰してもらいます。(出番が無いことを祈りますが)
今回の総工程は3時間ぐらいです。
パーツ代は、ポンプが9.8K¥、プラグが4K\でした。
さぁってと!!!外環行ってきましょーかね!!!
(オチ)行ったんですけど開通が16:00からだったので、開通区間を横目
に一般道へ降ろされてしまいましたとさ。ジャンジャン!
でも、しゃっくりが止まったようなのでヨシ!
次はタイヤだなー。のりすけさん爆発させてみます?
E51エルグランド君の超メンドくさい点火プラグ(スパークプラグ)交換を196000キロにして初めてDIYでやってみた!これは大変!もう二度とやりたくないっすよ!
ここ関東地方は週末になると台風がやってきてさっぱり何もできない日々が続いてました。。。
がっ!!!、11月の3連休!!!
ようやく晴れました!!!
溜まりにたまったやることリスト!
ようやく実行できる日が約1カ月ぶりに訪れました。。。
とりあえず、やることリストの第一番目!
新車から一度も交換してなかった点火プラグ交換!
なんと、19万6千キロ無交換!!(自慢できるようなもんじゃないですけどね。。。)
フツーだと、10万キロで交換する部品のようですけど、フツーに走ってる分には何にも問題なかったし、E51エルグランド君のプラグ交換は地獄ということもあり、先送りしてましたが、先日のラジエター爆発事件もあり、これはやっぱり替えとこうということで、重い腰を上げて見ました。。。
交換するには、交換するプラグを調達せねばならないので、とりあえず部品探しから。。。
ネットの情報によると、E51エルグランド君の点火プラグの型番は、NGKのPLFR5A-11ってヤツらしく、これを楽天やAmazonやYahooなどで探してみると。。。
だいたい、1本あたり1000円くらい。。。プラチナプラグなんでフツーのプラグなんかよりもずいぶんお高いです。。。
E51エルグランド君は、6気筒なので、6本いるわけで、これでだと6000円プラス送料。。。結構掛かります。。。ビンボーサラリーマンの1回分の呑み代くらいですかね。。。
クルマイジリは大好きなんですけど、呑みも好きなもんで、なんとかこの呑み代を残しておくべく、頼みの綱のいつものAliexpressで探してみると。。。
なんと4本で、1240円!これを2セット購入しても2480円!
国内調達価格の半値以下です。当然、送料込み!
もう間違いなくビンボーサラリーマンは発注ボタンを押しちゃいました。。。(こういうことで外貨が出て行くんですよね。。。)
■NGK [2715] *1台分6本セット* スパークプラグ(標準タイプ) PLFR5A-11 * 日産 エルグランド 2500cc ME51/MNE51 VQ25DE 平成16年12月~22年8月 価格:7,808円 |
発注から2週間ほどで到着したのがこれ!
おー純正部品やんか!!!ちょっと驚きです。
まぁ日産は中国ではがんばってるから、こういう部品も流通量が多いんかねぇ。。。
そうだとしても、国内との価格差がありすぎじゃない???
ちょっと、国内の粗利取り過ぎやでー日産さん!!ちょっと価格をかんがえてー!!!
まぁ小生は安く調達できたんでいいですけどね。。。
ネットでは、E51エルグランド君のプラグ交換はとんでもなく大変!!!っという書き込みの多いこと。。。
ディーラーなんかでやってもらえば、工賃は約20000円!だそうです。。。
点火プラグ交換で20000円!ってちょっとありえないです。。。
こんな金があれば、ビンボーサラリーマンは4回呑みに行ける!!!!
こういうことの価値観は、間違いなく呑みの方にあるので、このとんでもなく大変な点火プラグ交換工賃を自らで実施しちゃいます。。。
とりあえず、ネットの情報を集めて作業手順を頭の中に入れて作業開始。。。
ボンネットを開けるとこんな感じ。。。
どこに点火プラグがあるねん!!!って言いたくなります。。
まぁそんなこと言っても始まらないので。。。
カバーを外しちゃいます。。
ようやくちょっと見えてきました。。。
でも、ほとんどは、フロントガラスより奥に入っててとてもじゃないほど作業性は悪い感じ。。。
これじゃとてもじゃないけど、一番奥の5番、6番のプラグなんて手が入りません。。。
なので、
ワイパーを外しちゃいます。。。
ワイパー周りのカウルも外しちゃいます。。。
ブレーキフルードとパワステフルードのリザーバタンクとリレーボックスを外して。。。
思い切って、ワイパーのユニットも外しちゃいます。。。
これで、なんとか一番奥の5番、6番のプラグに手が届きそうな雰囲気。。。
でもここで、点火プラグを交換するのになんでワイパーを外さにゃならんのかというジレンマが最高潮になったが。。。気にせず作業を進める。。。
とりあえず、運転席側のバンクから攻めて見ます。。。
攻めて見るには、あまりにもアクセスが悪く、しかも、ケーブルなどに遊びがほとんどありません!
これじゃ何もできんということで、とりあえずはエンジンブロックに止められているケーブル止めを3ヶ所外して、ケーブルに遊びを作ります。。。
これで、ようやく作業ができそう。。。。
運転席側のバンクは、手前から、1番、3番、5番のプラグで、まずは、1番から。。。
ニッサン イグニッションコイル 6本 エルグランド APE50 APWE50 ALWE50 NE51 IC8 ptup 価格:14,800円 |
まずは、イグニッションコイルを抜いて。。。
1番は全然余裕で、150mmのエクステンションと16mmのプラグソケットがあれば簡単簡単。。。
価格:410円 |
AP 3/8DR エクステンションバー 150mm [アストロプロダクツ・ASTROPRODUCTS・AP] 価格:324円 |
AP 3/8DR エクステンションバー 75mm [アストロプロダクツ・ASTROPRODUCTS・AP] 価格:216円 |
これでシリンダに突っ込んで、
右が新品!左が196000キロ走った状態!
もうほとんど電極はチビてないですね。
スパークするギャップなんても5倍くらい開いてます!
よくこれでも走れてたもんです。。。
次、3番!
かなり狭いもののなんとか。。。
まぁこれももうほとんどチビてます。。。
さて、いよいよ最奥の5番!!
これは、もう大変です。
何か20センチくらいの台に乗って作業しなければ届きません!
しかも、ブレーキマスターシリンダーが邪魔をして、150mmのエクステンションは使えません!
75mmのエクステンション2本をつなぎ合わせてアクセスしなければとれません。。。
約30分の格闘で。。。
なんとか取れました。。。
5番は1番、3番に比べればちょっと摩耗が少ない感じ。。。これでようやく運転席側のバンク完了。。。
イグニッションコイルを戻して、ここまでで開始から約1時間30分。。。。
もうこの時点でめげそう。。。
気を取り直して、助手席側バンク。。。
助手席側は、手前から2番、4番、6番!
助手席側は、エアクリーナーと電子制御スロットルをつなぐでっかい蛇腹のパイプを外さないと、全く、4番、6番には手が届きません。。。
なので、まずは、このエアーダクトを外します。。。
まぁ見た目は、パイプバンドを外せば簡単に外せそうなんですけど。。。
問題はこのダクトの裏側!
この裏側にメッチャメチャ堅いパイプロックで固定された細いパイプがあってこれを外すのがもう大変!!!
ペンチやらなんやらを使って外すにもびくともしません、、、
とにかく堅いです。。。
悪戦苦闘すること30分なんとか取れました。。。
気を取り戻して、2番から。。。
次、4番!
これもまぁ狭いものの、なんとかできる範囲。。。
まぁおんなじやね。。。
相当チビとる。
いよいよオーラス!6番!
助手席側のバンクは、エアーダクトを外すと、運転席側バンクより広いスペースが確保できるので、こっちの方がラク!
まぁ順当にちびてました!
これで6本交換完了!!!
ここまでで、開始から約3時間!!!
あとは、元に戻して、総作業時間にして約4時間!!!
疲れました。。。
まぁ素人がやって4時間なのでプロがやったらもっと短いんでしょうけど、この作業性の悪さは半端ないです。。。
まぁこれじゃ作業工賃で20000円もうなずけそうな感じ。。。
小生みたいなよほどの好き者じゃなければ、このクルマの点火プラグ交換は、プロのおまかせしたほうがいいかもしれません。。。
こういう結果が待ってます・・・
ヒリヒリして痛いっす!
長袖着てやりましょうね。
かなり無理な体勢が続いたこともあり足腰はもう限界寸前!!激痛です。
新車から196000キロで初のプラグ交換でしたけど。。。
プラチナプラグの本来の交換時期は100000キロ!
交換時期の倍くらい走りましが、結構持つもんですね。。。
でも、エンジン警告ランプ点灯は懲りたんで、まぁいい交換タイミングでしたかね。。。
まぁこんな大変なプラグ交換は初めて!!
縦置きV6エンジンのミニバンの宿命ですかね。。。
もう二度とやりたくないっす!
今年は超酷暑!
クルマいじりの際は水分補給をお忘れなく!