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あれっ!エンジンがかからない!!!そんな時の対処方法のメモ
先日、埼玉に出張に行く途中で、志木市にある出光石油・シムラス宗岡SSに寄って給油をして、エンジンを掛けようとイグニッションをまわしたところ。。。。
インパネのランプがついたままの状態となり、セルも回らず、全くエンジンがかからない状態になっちゃいました!
こりゃまずい!と焦る気持ちばかりが先走るものの、なすすべが無く、路頭に迷っていたところ、スタンドのメカニックの方々が様子を伺いに寄ってきていただき、メカニックさんのご協力、知恵を拝借。。。
バッテリーの状態の確認や、スターターセルを叩きながらイグニッションオンや、バッテリーのマイナス端子を抜いて一旦、電源系のリセットやら、いろいろな方法を試行錯誤。。。
しかしながら、状況は一向に変わらず。。。やっぱりセルすら回らない状態。。。
ここのスタンドは、ガソリン価格も安く結構人気ということもあり、そこそこの来客もあり、いつまでも給油レーンを占有しておくことは申し訳ない。。。
ということもあり、スタンドのメカニックさん3人のお力をお借りして、給油レーンから2トン以上あるエルグランド君を押していただき、とりあえずレーンから脱出させることに。。。
移動させて再び状況を再度確認するためにイグニッションを回したところ、なんとなぜか、正常にエンジンがかかりました。。。(ヤレヤレ。。。)
まぁとりあえずは、ちゃんと正常にエンジンがかかったのでその日はそれ以降、エンジンを停止させないようにして無事帰宅できたものの、やっぱり原因がわからないのは気持ち悪い。。。
それ以降は全くといっていいほど何も起こってないしね。。。
ということで、今回はイグニッションを回してもエンジンがかからない時に考えられる原因とその対処方法について考えて見ました。。。
1.キュルキュルとなるスターターセルの音は鳴ってる場合は。。。
エンジンが掛からない時に、一番最初に確認するべきことは、スターターセルが回っているかの確認です。
イグニッションを回すと、エンジンは掛からないものの『キュルキュルキュル。。。』って音が鳴る場合は、スターターセルはとりあえず回ってるということ。
ということは、エンジンを起動させるためのスターターセルに流すべき電気が、バッテリーの劣化や、停止状態でのバッテリー消費によって電圧低下、発生電流不足を起こしていると考えられますね。
(電気系以外の燃料ポンプ系の問題や、点火系の問題も考えられますが、今回は電気系のことに注視してみます!)
この場合は、まずは、10分くらい何もしないで待ってみることです。(逆に回せば回すだけ自滅します!)
決して、何回もスターターセルを回さないことで、バッテリーの自然回復を図ります。。
それでも駄目なら、近くにいる同じくらいの大きさの車を探して、バッテリー直結でセルを回させてもらいましょう!
そのためにはブースターケーブルが必要ですので、万一の保険として常備しておきましょう!
このブースターケーブルで大事なことは、それなりの長さがあるものを選ぶことが重要です。
いつ、どんな場所で起こるかわからないバッテリー上がりに対して、救援車がどれだけ近づけれるかわかりません。
そういうことを考えると、ちょっと長めなもの常備しておくと安心です。
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これでエンジンが掛かってバッテリーの状態がよければ、しばらく走行して充電しなおすと以降は問題はないですが、バッテリーが劣化していればバッテリーが劣化しちゃってるんで交換が必要ですね。。
店舗などで販売しているバッテリーは結構いい値段がしますが、ネットで買うとかなり安く買うことができますので、こういうものを利用するといいかも知れませんね。
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でも、バッテリーを交換してもすぐにバッテリー上がりの状態となる場合は、バッテリーを充電させるための発電機であるオルタネーターの不具合の可能性が十分あります。
(その他の電気系トラブルの可能性もありますが。。)
この原因を切り分ける確認な方法として、エンジンが掛かった状態で、バッテリーにつながったマイナス側端子を外してみるということで確認でき、マイナス端子を外すとすぐにエンジンが停止すれば、オルタネーターの不具合が発生していると考えられます。
(感電には十分注意してください!かなり大きな電流が流れているので、電気に詳しい方以外はこの方法で確認することはお勧めしません!)
オルタネーターが正常な動作の場合は、外したマイナス端子とプラス端子間の電圧を測定するとエンジン起動直後で約14〜14.8V程度の直流電圧が発生しているはずです。
よくあるシガーライターで電圧を計れるアクセサリーなんかもありますが、この場合は、エンジン起動直後で約14V、ちょっと走行後には13.8V位で安定します。
こういった電機系のトラブルのある程度の兆候をつかむためには、車内で電圧の状態を監視することである程度の状況を知ることができます。
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これって電波時計と、外気温又は内気温と、アクセサリー電圧を同時に表示できるもので、けっこう便利です。小生も使ってますが、電気系の状態監視には最適です!
そのほかにも、目覚まし時計や、凍結警告など多くの機能があって、重宝してます。。。
デザインもスタイリッシュですし、インパネとハンドルの間に設置すると違和感なくしかも視野性もよく、大変便利です。
最近の車には電圧計があるものが少ないので、設置されると安心です!
オルタネーターの不具合の場合は、少々面倒なので、自分で整備する自信の無い方は、ディーラー、修理工場で交換が必要です。
自分で交換する自信のある方は、中古やリビルド品を購入して、ここをご参考にしてやってみてください。。。
車の電気の大元はバッテリーじゃないよ!E51 エルグランド君のオルタネーターを交換してみた!(調査編)
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2.ブレーキペダルを踏んだ状態でかつ、サイドブレーキも引いた状態でイグニッションを回してみる。
スターターセルすら回らない時の次なる手は、サイドブレーキを引きなおしてみて、ブレーキペダルも踏みなおしてみてイグニッションを回してみましょう。
最近のクルマは、安全機構として、ブレーキが効いた(車がブレーキ状態を認識した)状態でないとエンジンが掛からない車種が増えてきていますね。
(E51エルグランド君は、ブレーキを踏まなくてもエンジンは掛かりますけどね。。)
所詮は電気仕掛けなものですから、何らかなのことでクルマが誤認識してることもありますので。。。
やってみる価値はありますね。
3.イモビライザーの状態を確認してみる。
それでも駄目なら。。。次はイモビライザーを確認してみる。
最近の車の多くは、盗難防止のためにイモビライザーを装備したものが多くなってきていて、インテリジェントキーとイグニッションで通信して照合の結果が一致しないとスターターセルは回りません。
イモビライザー装備車の多くは、インパネにイモビライザーの照合結果が表示されるようになっているので、この状態を確認してみます。。。
もし、イモビライザーの照合結果が正常でない場合には、インテリジェントキーの電池切れが考えられます。
交換電池の準備があれば交換してみればいいのですが、無ければ多くのインテリジェントキーについているであろう、エマージェンシーキー(メカニカルキー)で始動を試みます。。
4.これでも駄目なら。。。。
まさにこれが、小生がトラブルに見舞われた原因と思われるもので。。。最終手段です。
オートマチック車の場合の多くは、シフトポジションが、P(パーキング)か、N(ニュートラル)以外では、エンジンの起動ができないようになっていますね。。。
でも、経年劣化や何らかの原因でごくまれに、シフトポジションがPになっているにもかかわらず、Pとクルマが認識されていない状態が発生することがあります。
多くの車種ではインパネの中にシフトポジションが表示されてると思うので、これを確認してみましょう。
シフトポジションがちゃんと認識されていなければ、セルすら回らない状態となるので、まさに今回のトラブルの原因と考えられます。。
このような場合には、シフトポジションをNにしてイグニッションを回してみます。。。
通常、オートマチック車の場合には、Pにしてエンジンを停止させるので、エンジンが停止している場合のシフトポジションはPとなっています。
エンジンが停止している状態では、このシフトポジションを動かそうとしても動かせないのがフツーなんですが、こういった緊急措置のために、多くの車種では、シフトレバーの近くに、シフトロック解除ボタンがあります。このボタンを押した状態でシフトレバーを動かして、Nのポジションにして、イグニッションを回してみます。
その他に重大なメカニカルなトラブルが発生しいなければ、これでおそらくエンジンは始動できるんじゃないかと思いますね。。
今回、この方法を使ってPからNへシフトポジションを変えて、給油レーンを移動させ、またPに戻した時にクルマが正常にPのシフトポジションを認識したため、正常にエンジンが始動できたのではないかと思います。。。
まぁいずれにせよ、出光石油・シムラス宗岡SSのメカニックの方々には、親身になって大変なご尽力をいただき、改めて感謝申し上げます。ほんとに助かりました!
また、午前中のお忙しい時に、長時間給油レーンを占有してしまい本当に申し訳ありませでした!!
当日のその後のスケジュールがギリギリでしたが何とか間に合い、本当に助かりました!!
改めて御礼を申し上げます!
ガソリン価格も安く、店舗の方々も親身になって対応していただけるオススメのお店です!
【(株)志村 シムラス宗岡SS】
http://sasp.mapion.co.jp/b/idemitsu/info/01020/
エンジンが掛からない時の対処のまとめ
1.スターターセルが回っているか音で確認する。
・セルが回っていれば、とりあえず10分くらい放置する。
⇒これでエンジン始動できれば、原因はバッテリーが弱っているということ。とりあえず様子見かな。。。
・放置してもダメなら近くのドライバーかJAFに救援を求める。(そのためにブースターケーブルは常備)
⇒これでエンジン始動ができれば、これも原因はバッテリーが弱っているということ。
かなりバッテリーは劣化してると思われるので交換ですかね。。。
・エンジン始動状態でバッテリーのマイナス端子を抜いたらエンジンが止まってしまう場合は、オルタネーターが不具合
⇒こうなると、原因はオルタネーターの故障ですね。。交換が必要ですね。
2.セルが回っていない時は、安全装置の状態を確認する。
・サイドブレーキを引きなおしてみて、ブレーキペダルも踏みなおしてイグニッションを回してみる。
⇒これでセルが回れば、何らかの問題でブレーキ状態をクルマが認識できていなかったことが原因ですね。
3.イモビライザーの通信状態を確認する。
・インパネの中に表示されるイモビライザーの照合状況を確認する。
⇒照合ができていなければ、インテリジェントキーの電池切れが原因ですね。エマージェンシーキーでエン ジンを始動させましょう。
4.シフトポジションをPからNに変えてみる。
・シフトロック解除ボタンを押しながら、シフトポジションをNに変えてイグニッションを回してみる。
⇒Pのシフトポジションが認識されていないことが原因ですね。
まぁよほどの不具合でなければこういった対処で切り抜けられるかも知れませんね。