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今年は猛暑!オーバーヒートしないようにやってみよう!意外に簡単!E51 エルグランド君のクーラント(LLC)交換

まもなく4回目の車検となることから車検でよくやる”汁物”の交換をやっておこうということで、とりあえず今回はクーラント(LLC)の交換をすることに。。。

LLCの交換は、ラジエターの底にあるドレンから抜くこととなるため、いつもの通り、手作りカースロープに乗っけて、下にもぐります。

もぐって、ラジエターの底にあるドレンを探して。。。

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これがドレンで大きめのプラスドライバで緩めて抜きます。。。

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ボトボトと抜けます。。。

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ラジエターから抜き切った状態がこれ。

錆びもなさそうだしまだラジエターは大丈夫そう。

E51エルグランド君は、LLCの容量が約9リットルちょっとらしく、ラジエターからだけでは約6リットルくらい抜けます。

整備書なんかでは、ラジエターだけからではなく、リアからも抜くようですが、めんどうなのでラジエターからだけ抜いて、何回か水を入れ替えて洗浄することに。。。

(この方法だと最後に水が残っちゃうので、極寒地なんかではちょっと濃いめの濃度調整が必要ですよ。ご注意です。)

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こんな感じで、ラジエターの吸水口にペットボトルの底を切ったものを使って水を入れます。。。

満水になったら数分間エンジンをかけて冷却水を回します。。

あまり水温が上がらないうちにエンジンを止めて、またドレンを開けて冷却水を抜きます。。。

あんまり長い時間エンジンを回すと水温が上がりすぎちゃってドレンを開けるときにヤケドしますからほどほどに。。。要注意です。。

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2回目の交換でこんな感じ。

まだまだ、クーラントが残ってますな。CIMG0848

 

はい3回目。。。

薄くなってるとは思えない。。。まだまだ。。。

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はい4回目。。。

だいぶん薄くなってきた。。。

CIMG0854

はい5回目!

バケツの底が見えるようになってきた!

時間もないし、もうこんなもんで妥協することに。。

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感想(3件)

今回、用意したLLCはこれ!

ちょっと残りがあったのでこれと、とりあえず2リットル×2パックを用意したものの、よくよく考えたらたぶん足りないということで、追加で2リットルを用意!

ほんとは商品を合わせるべきでしょうが、みんなバラバラ。。。

まぁ大丈夫でしょう。。

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いっぱいになるまで入れます。。。

いっぱいになったら、ちょっと溢れるくらいにしておいて。。。

エンジンをかけます。

CIMG0857ヒーターを最高温度にしてしばらくアイドリングしておいて、今度はエア抜き。。。

これをちゃんとしないとヒーターがききません!

これから寒くなるし念入りに。。。

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たまにアクセル踏んでエンジンの回転数をあげて、水温が上がってくると、ボコボコと気泡が出てきてエアー抜きされてきます。。。

気泡が出なくなったら、エアー抜き完了。

ヒーターの吹き出し口から温風が出てるのも確認しておしまい。

 

車イジリの楽しみと車検の時のLLC交換費用も節約で満足満足。。

~追記~

後日、ラジエターからの冷却水漏れが発生して、オーバーヒートさせちゃいました!

詳しくは、今年は猛暑!オーバーヒートには要注意!ラジエターが破損して人生初のレッカー搬送を経験しちゃいました!でもDIYでラジエター交換して何とか復旧! を見てね!

車の電気の大元はバッテリじゃないよ!E51 エルグランド君のオルタネーターを交換してみた!(分解編)

心配していたオルタネーターではあったが、程度のいい中古品への交換でしばらくは大丈夫かなとまた一つ心配事が解消です。。

さて交換したオルタネーターだが、折角なので向学のためにも、現状把握のためにもとりあえず分解してみよう!

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取り外したオルタネーター。。

そんなにダメージもなさそうでまだまだ十分使えそう。。。

まぁとりあえず、9年間153000キロご苦労さまでした。。。

 

まずは、プーリーを取り外します。別に外さなくてもええんやけどね。

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こんな感じでインパクトレンチでドッドッドッとやればすぐ取れます。

ちなみに24ミルのナットで止まってます。

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外れたらこんな感じ。

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B端子の12ミリのナットと、両側のケースを止めてるボルト4本も外します。。

外したら、ゴムハンマーみたいなもので、オルタネーターの取り付け位置などをちょっとずつ叩けばちょっとずつ外れてきます。。。

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外れたらこんな感じで、分解できます。。。

まずは、150000キロくらいでどれだけブラシが摩耗しているかを確認すると。。

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ほー。。。

まだまだイケるやん!!!

150000キロ走ってもこんなもんかいって感じ。

 

次には、このブラシが当たっているスリップリングはどうなってるか確認すると。。。

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下側がほんのちょっと摩耗してるけど全然まだまだイケそう。。。

ベアリングも全然ガラガラしてないので、まだまだ使えそうです。。

 

次には、レギュレーターやレクチファイアのある側の取り外し。。

取り外す際には、内側のちょっと大きめのネジ4個をとって、またもやゴムハンマーみたいなもんで叩けばとれます。

これで3枚におろせます。

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こんな感じ。

この型番のオルタネーターはブラシだけの交換というのができないようです。。

レギュレーターと一体型になってて、交換するときには、このユニットごとの交換みたいです。

ちなみに10000円以上だそうです。。。よく壊れるそうですよ。。

せっかくくるくる回って発電しても、このあたりの半導体部品が壊れりゃ当然、電気は供給されない訳で、車は動かんということになる訳だわ。

半導体という性質上、熱にも弱いしね。

突然、壊れるというのもわかる気がする。。。

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こんな感じ。

単なるレギュレーターなのになんでそんな高いんかね。。。

秋月電子通商とかで売ってないかね。150Aも流せるようなもんはないか。。秋月さん商品化してくれない???

 

とりあえずは、グリスを充てて、全体をパーツクリーナーで洗浄して元に戻します。。。

オルタネーターを良くご存知の方は、当然のようにご存じでしょうが、元に戻す時にはそのままでは戻りません。

ブラシを一時退避させてやらねば入りません。

この取り出した、23100-EG010のオルタネーターは、プーリーの反対側にブラシを退避させるホールがあるので、ブラシを押し込んで引っ込めた状態で、細い棒を突っ込みます。。。

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小生は、つまようじを使用。。

内側から見たら。。。

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こんな感じ。

ブラシが引っ込んでます。。

この状態で、軸を突っ込んで、逆の手順で組み立ててからつまようじを抜いて完了。

 

まだまだ使えることが分かったんで何に使うかを思案中。。

発電できることはなかなかいろんなことに使えますな。

自転車の動輪につないで発電して、バッテリーに充電させて万一の停電時の非常電源にでもしましょうかね。

健康と体力維持とともに、非常時の電源確保と一石二鳥!

ちょっと考えよ。

車の電気の大元はバッテリじゃないよ!E51 エルグランド君のオルタネーターを交換してみた!(実践編)

先週の調査結果を受けて、いよいよ実践してみることに。。。

一応、念のために電圧測定はやっとこ!

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エンジン起動直後の無負荷状態で、バッテリに接続した状態だと、14.45V

まぁ問題はないね。

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エンジン起動状態でマイナスを抜き取って、オルタネーター単体の電圧は、14.27V

全然問題ないね。

エンジン起動直後の電圧は、こんなもんでほぼ適正でしょう。。。

しばらく走って、個体に熱がこもり出したら大体、14.0Vくらいでしょうね。

まぁ、いまのところ問題ないようですが、なにせ150000キロも走ってるから、いつ壊れるかもしれないので、早めに交換ということで。。。

 

まずは、電気系整備の基本中の基本のバッテリーのマイナス側を取りまずします。

これをしないと、オルタネーターのB端子をいじくる時に下手するとショートして車にも人間にも大ダメージを与えかねません。

忘れずにやっときましょ!

 

さて、それが終われば、もう手慣れたもので、以前にも実行した方法でサクサクっとアンダーカウル、ファンベルトを外して。。。

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こんな状態に。

 

さてここからが、調査編で実行した方法からの実践!

まずは、オルタネーターの下側のステーを取り外しましょうかね。

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外したらこんな感じ。

やっぱり簡単に取れました。

下側がフリーでスペースが確保できました。

この状態でも上側の固定ボルトを支点にオルタネーターは動かすことができます。

そのあと、当初一番不安だったボルトの調査編で最も苦労した上側のボルトも無事クリア!取れました!

 

ここからが初体験ゾーン!

とりあえず、オルタネーターを固定しているものすべては無くなり、フリーとなりました。

ここからが問題!

オルタネーターのB端子につながってるぶっといケーブル!!!しかも、このケーブルをオルタネーターと固定しているガイドにまったくもってアクセスができません!

ここまできたら後戻りはできんということで、常にGo!Forward!の精神に則り、ひとまずはオルタネーターをグラグラさせて、とりあえず固定されているステーからの着脱を行うことにする!!!

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5,6回ほど揺らせば意外にもカポッと取れました。

でも、いかんせん!!!スペースがほとんどなく、B端子とコネクターのケーブルが取れません。

手の入るとこをが確保できず、仕方ないので、真ん中のアンダーカウルも取り外します。。。

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こんな感じ。。。

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取ったらなんとか手でアクセスできるスペースが確保できました。。。

 

この状態で、オルタネーターをいろんな角度に回して、B端子(バッテリーのプラスにつながるケーブルが接続される端子)のケーブルが取れるポイントを探して取り外します。

約30分にもわたる悪戦苦闘の結果、何とか取れました!(仰向けに車の下に寝っころがって、悪戦苦闘してたんで写真が撮れなかった。。。すまん!)

それとともに、B端子のすぐ近くにあるコネクターを取りはずして何とか完全にオルタネーターはフリーとなった。。。。

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取り外した状態はこんな感じ。。

なんか寂しい。。

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取り外したオルタネーター(左)とヤフオクで落としたオルタネーター(右)を並べてみたら。。。

汚れ以外は一緒やな。

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型番も一緒やし、問題なし!

 

また、悪戦苦闘すること30分。。。

CIMG0800

入りました。。。

疲れました。。。

また、サクサクっとバラした逆の手順で組み立てます。。。

 

組み立てた後に、ちょっとドキドキしながらエンジン起動!

とりあえずは問題なくかかりました!

そんでもって再度、電圧測定することに。。。

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おー!!!バッテリにつないだ状態で、14,45Vで交換前と変わらず!

まぁ問題なし。。。

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バッテリーのマイナス抜いたら。。。

まぁいい成績ですな。

 

とりあえず、対応できてよかった!!!

 

後日談:

交換したオルタネーターを分解してみました!

分解の様子はこちらへ・・・

http://norisuke.servehttp.com/wordpress/?p=661

 

車の電気の大元はバッテリーじゃないよ!E51 エルグランド君のオルタネーターを交換してみた!(調査編)

新車で購入して約9年 走行距離で。。。

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153533キロ。。。

まぁ普通の人よりは走ってるほうですかね。

このエルグランド君の前の車は、C23セレナだったけど、この車は230000キロくらいまで走りまくりました。。

C23セレナ君の時も150000キロくらいからオルタネーターの発電量が低下しはじめて交換した教訓を活かし、まだ顕著な発電量の低下は見られないものの、オルタネーターの故障は突然くるという噂(まぁ半導体を使ってるからね。。)もあり、まだまだ頑張ってもらわないかんということもあり、エルグランド君もオルタネーターの交換を計画することに。。

とりあえず、部材探しということで、ヤフオクで調査開始!

E51中期車は、150Aの容量を持った、23100-EG010って型番のオルタネーターがついてるみたい。

すごいね!150Aもあるんだと驚きです。

でも、リビルド品は約30000円くらい。。。

う~ん。。結構するのね。

しかも、リビルド品は、いま付いているオルタネーターを取り外して、1週間くらいでコア返送しなきょいけないけど、切ないサラリーマンは平日は会社で作業ができないし、この車種で交換作業はやったことないから、交換作業ができる確証はない!

コア返送ができなければコア返却できないペナルティ代金で追加で10000円くらいのさらに出費!こりゃムリムリ!ということで。。。

仕方ないので、程度のいい中古品をあさることに。。。

中古品で安いのはあるものの、走行距離100000キロからの抜き出しとかだと3000円くらいから。。。これはピンキリ。

100000キロも走ってちゃ、いま付いているのとそんな違いもなさそうなので、これは却下。

さらに探してると。。。

ありました!

広島県福山市の解体屋さんが出品してるやつで、Y51フーガについて同じた型番のオルタネーターが、走行距離22545キロで5000円!

走行距離22545キロは程度としてはかなり良いけど、随分、安い!こりゃええ!のりすけエルグランドで1年くらい走った距離!

全然新品同様みたいなもんやんか!

送料も合わせても6000円ちょっと。

ということで。。。

ホンマに走行距離22545キロかどうかはわからんものの、信じることにして一発落札でゲット!

で、きたのがこれ。

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おー!想像以上に見た目はきれい!

外見上のダメージはないからまぁ大丈夫かな。。。

レギュレターやレクチファイアーなんかは回してみないとわからんので、取り付けてからのお楽しみということにしとこ。。

 

ということで、交換部材は手に入ったので、今度は取り外し方を調査することに。。。

まずは、グーグル先生に聞いてみたところ、E51 エルグランドでの情報が見当たらず。。。他の車種はいっぱい事例があるのに。。。

ホンマにできるんかいなと、ちょっと不安になりつつも、人柱的精神で臨むことに心に決める。

とりあえず、ちょっと前に交換したファンベルトとアイドルプーリーを外して、オルタネーターをフリーな状態にします。。

これは、ちょっと前ににやったとこなんでカンタンカンタン。。。

CIMG0746

とれたらこんな感じ。。

続いて、オルタネーターがどのように取り付けられているかを調査することに。。

一般的なオルタネーターは、ボルトで2か所が止められているだけだけど、E51 エルグランドも同じで2本で止まってることを確認。

下側はステーを介して止まってるのでこれごと取り外す必要があるとことを確認。

下側は特に問題なく取れそうやな。。。ちなみに2本とも12ミリのボルトです。

問題は上側!

これはかなり大変そう。

アイドルプーリーを取っても固定されたボルトが埋まりまくっている!

CIMG0759

エクステンションを介してラチェットは入りそうだけど、普通の長さ20センチくらいのラチェットではとても力を入れて回せんません。

しかも、劇固!!!Kure5-56を吹き付けても、ちょっとやそっとではビクともしない!

普段だと、こんなに固いボルトだと、インパクトレンチでドッドッドッ!ってやれば簡単だけど、さすがにここでは入りません!

どうするか悩んだ挙句に、上から攻めることに作戦変更!

さらに、禁じ手のパイプで超ウルトラロングハンドル化でやってみることに心に決める。

14ミリのボルトなんで、失敗してナメちゃったらさらに面倒なことになる。。。

だけどやるしかないってことで。。。

CIMG0769  CIMG0770

こんな感じ。

ちょうどイレクターパイプのあまりがあったのでこれを利用。

なんと計ったかのように、ラチェットとピッタリ!

これは神のお告げということで。。。

CIMG0768

ちょっとエクステンションが長すぎるもののギリギリの状態で回せることができそう。。。

やすものラチェット(ちなみに350円)なんで、1ラッチの遊びが多すぎて、なかなかしっかりとかみ合わない。。

めげずにちょっとずつ緩める方向に力を入れると・・・

”カチッ”っとドキッとするような音がなって、緩みました!!!!

これさえ取れれば何とかなるだろうと見込みができたので、調査終了!

来週は、実践編ということで、早朝よりやってみよう!

実践編へつづく。。。

これらことは、プロは絶対にやらないようなことだらけのことをやってます。

所詮、サンデーメカニックのやることなので。

当然、設備も工具も素人仕様です。(小生の工具はほとんどがダイソーかストレートです)

なので、良い子は真似をしないでね。

たとえ真似して、失敗して、車の下敷きになって死んじゃったとか、オルタネーターが顔に落ちで大けがしたとか、車が動かなくなって家庭不和になったとか言われても、小生は責任は持てませんのであしからず。

どうしてもやってみたいという方は、自己責任でやってね。

もう27年もの!3KJ JOG君のエンジンオーバーホールをやってみた!

ここ最近はあまり活躍の場がなかった3KJ JOG君ではあったものの、チョット乗る機会があり乗ってみたが。。。

エンジンが全然吹けなく、パワー感が薄い。。。

なんか変ということで、今日は時間もあることをいいことにエンジンを下ろして分解することに。。。

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下したエンジンを自宅まで運び込みオーバーホール開始!

結構、重かった。。。

 

しげしげと外観の観察では。。

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ありゃりゃ!エアクリーナーとキャブレターをつなぐダクトがボロボロ。。。

まぁこりゃ交換するってことで。。。

とりあえずは、エンジンの要のシリンダーの分解してみると、なんかピストンがヘンなことに。。。

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なんと、割れてます。。。

そりゃパワーも出んわなということであっさりと解決。

ここまでバラしたんで、圧縮を高めるためにシリンダー周りの清掃しとこかね。。

こんな状態やしね。

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さらについでにインマニのほうもね。

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こんな感じ。

まぁもうすでに20年くらいの熟成エンジンなんでドロドロやな。。。

 

もうここまでやったら駆動系もついでに。。。

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セル周りもついでじゃ。

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こうなったら、フライホイール側もついでに。。

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ということで、エンジン回りの大掃除完了。

まだまだ元気に走れそうです。。。

 

 

〜後日追記〜

スワップ用のエンジンをGetしました!

詳しくは…

アップガレージでGETした3KJエンジンの状態をみてみたら。。。なんと良い方向に期待を裏切ってくれました!アップガレージは最高です!

を見てね