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なんと16万キロ走行!E51 エルグランド君のATF交換のためのオイルチェンジャーを自作してみる(さらに強化バージョン)。。。

先日、製作した灯油ボトルバージョンの自作オイルチェンジャー

全然使えないものではないものの、吸上げる能力を上げるために結構な量の負圧をかけると、ボトルの中央部分が凹んでしまうので、凹み過ぎない程度までのコントロールが必要で、4リットルを吸上げるのに約10分かかってしまう結果でした。。。

 

今回は、さらに能力を向上させるべく方法論を再検討し、バージョン2の強化バージョンを製作してみました。

(エンジニアとしては、更なる性能向上へのあくなき探究です。。。もう負圧ポンプマニアになりそう。。。)

 

強化バージョンでの採用部材は、『塩ビパイプ』!

 

これなら、それ相応の強度を保てるし、密閉性も高い!

さらに、細長いタンクとなるので、普段の置き場所にも困らないというメリット付!

 

タンク容量を約4リットル程度とした場合には、どのくらいのサイズが必要かということで、さっそく計算。。。

 

塩ビパイプは、JISで規格化されているので、設計には便利。。

置き場所や、使い勝手を考えるとあまり大きすぎても困るので、今回は、75の薄肉管(VU管)の1mで製作することに。。。

 

 

 

75の塩ビ薄肉管の仕様は、外径89mm、内径83mmということで、これの体積量は中学校の時に習った公式で。。。

半径 × 半径 × 円周率 × 長さ なので、これに当てはめると。。。

4.15cm × 4.15cm × 3.14 × 100cm = 5394.834cc

だいたい、5リットルくらいってとこですな。

これならちょうどいい大きさ!

 

ということで、さっそくホームセンターで調達開始!

近所のスーパービバホームで、調達して。。。。

CIMG1113

作ったのが、こんな感じ。。。

 

CIMG1114

吸上げている途中が見えるように、タンクとなる塩ビパイプに透明のエルボ継手をつないでみました。。。

 

VU透明継手エルボ75mm
価格:330円(税込、送料別) (2017/1/30時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

これなら、吸上げてる様子を確認することができそう。。。

これに。。。。

CIMG1116

掃除口をつけて、フタに吸気用と吸上げ用のワンタッチエアー継手を2つつけてみました。。。

CIMG1119

全容はこんな感じ。。。

こんな感じでできたんで、吸上げ実験をやってみよう!

実験は以前と同じ方法で想定することに。。。

CIMG1120

満杯に入った状態から、よーいドンで、ポンプを10回くらいポンピング!!!

CIMG1124

はやい!!!!

灯油ボトルバージョンと比較してメチャメチャ速いし、何よりポンピングしても凹まないという安心感がありますよ。

ご覧のとおり、ジャンジャン吸上げてます!

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約4分で4リットルを吸上げられた結果となりました!

これは、灯油ボトルバージョン比の2倍以上の結果でした!

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ちなみに吸上げて、タンクに入った液体は、ネジが切ってある掃除口のフタを外せば排出できます。。

これで、約1500円ほどなので、これは費用対効果は大きいものと思いますね。。。。

 

ということで、今後のオイル交換はこれを使ってやってみましょうかね!

予想以上の結果でした。。。

 

ぜひお勧めの逸品です!

お暇な方はお試しくだされ。

 

車のオイル管理は超重要!忘れてませんかオイル交換!簡単にできるE51 エルグランド君のオイル交換

ちょっと温かくなってきたと思ったらまた寒くなるという体調管理が難しくなる今日この頃。。。

 

年末にオイル交換してから約5000キロを超えたので、またもやオイル交換をすることに。。。

年末年始での帰省やら、年度末の出張ラッシュということで、妙に走行距離が嵩んじゃいました。。。

 

前回、燃費向上を狙って、実験的にケーヨーD2オリジナルの0w-20エンジンオイルを入れてみたけど、燃費的にはさほど変化はなく。。。

期待が大きかっただけに少々残念な結果でした。。

でも、オイル自体の品質には、何ら問題はなかったので、今回は、指定粘度の5w-30のケーヨーD2オリジナルのオイルを入れてみます。。。

CIMG1130

そんで、今回用意したのがこれ!

E51は、エレメントを交換して、下抜きで全部抜いちゃうと約4.7リットルも必要となるので、ケーヨーD2オリジナルエンジンオイルに加え、前回同様に、ZICの10w-30のブレンドで入れ替えちゃいます。
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いつもの通り、取り合えず上抜きで。。。

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ジャーっと抜いちゃいます。。

結構、汚れてます。。。

CIMG1134

抜け切ったら、下に潜って。。。

エレメントも一旦、取って、エレメントの中に溜まっているオイルも抜いちゃいます。

今回は、エレメントは交換しないので、溜まったオイルを抜いたら、そのまま再度取り付けます。。。

CIMG1137

徹底的に抜くために、今度は、下抜き!

ドレンボルトを緩めてここからも抜いちゃいます。。。

これで、ほとんど抜けました。

CIMG1138

あとは、上から入れるだけ。。。

0w-20は、緑色のオイルだったけど、5w-30は、フツーのオイル色。

 

なんか成分が随分違うのかね???

よくわかりませんが。。。

コストパフォーマンスが良けりゃ別に何色でもいいけどね。

 

そういう意味では、ケーヨーD2オリジナルエンジンオイルは、コストパフォーマンスが高くて良いですよ。

巷にある高級オイルとの違いってなんでしょうね。。。

わたしゃこれで十分ですわ。

ちなみにお値段1890円だっけかな?

 

追記!

この記事では電動オイルチャンジャーを使いましたが、その後に製作した手動式のオイルチェンジャーがなかなか便利です!

ぜひ製作されるとお手軽にできますよ!

ちなみにこのATF交換用に製作したオイルチェンジャーです!

http://norisuke.servehttp.com/wordpress/?p=968

 

これを使ってやってみた様子はこちら!

http://norisuke.servehttp.com/wordpress/?p=1451

 

もっと詳細に記録した様子はこちら!

http://norisuke.servehttp.com/wordpress/?p=2144

 

簡単にしかも格安にできるんでお試しください!

16万キロ走行のE51 エルグランド君のATF交換のためのオイルチェンジャーを自作してみる。。。(ちょっと失敗かなぁ。。。)

E51 エルグランド君は、新車購入から9年目に突入し、すでに16万キロを走破してはいるものの、車イジリ好きが功を奏し、致命的なトラブルもなく。まだまだ現役バリバリで走ってます。

ただ、今後、問題となりそうと予感するのが。。。ATFですな。。。

そういえば、交換には結構な交換費用がかかるから、もう5万キロくらい替えてないしね。。。

そもそも、小生は、このクルマが初めてのAT車で、今まではマニュアル車しか乗ってなかった訳で、どうもこのATFってものに馴染みがないんですなー

 

巷のネット情報だと。。。。

 

『トランスミッションは超精密機器であって、ほんのちょっとの塵やゴミがトラブルの原因になるから、ATF交換は素人が手を出しちゃイカン!』とか。。。

『ATFは絶対にメーカー純正品じゃないとイカン!』とか。。。

 

もう、腫れ物に触るようなことが書き込まれてます。。。

でも、クルマってモノの性質上、動いてるときには常に振動しているもので、液体であるオイルがジッと揺れない状態になる訳もなく、もし、そこまでシビアなものであったらマトモに動作するとは思えない。。。

さらに。自動車メーカーが自社でオイル生成している訳けもなく、必ずどこかの大手精油メーカーがOEM品で提供している訳で、よっぽどのレーシングカーの特注トランスミッションじゃない限り、それなりの流通量がないと、自動車メーカーも精油メーカーもそれなりのコストで流通でき訳もないので、少々の成分差はあるにせよ、必ずしもメーカー純正でなければならないはずがない。。。

 

要は、ほぼ類似する成分のオイルであれば別に問題ないだろう。。。

既に溜まったスラッジを拡散させないように交換すれば何ら問題はないだろう。。。

という自己結論をつけました。。。

 

そういうことで。。。

今回は、ATF交換を上抜きで抜けるだけ抜いて、抜いた量だけ交換するという方法でやることを計画しました。。

そもそも、欧州車なんかでは交換しなくてもよいといったようなものなので、ATFだけでも交換すればそれなりの効果は得られるだろうっといういつものように安易な考えで。。。

 

とりあえず、上抜きするためのオイルチェンジャーをどうするかということから。。。

エンジンオイル交換用の電動ポンプは持ってはいるものの、初めてのDIYのATF交換ということもあり、これを兼用するのはちょっと心が引けるので、新たに手動オイルチェンジャーを作ってしまいます。。。

 

数千円で販売されてはいるものの、原理的には単なる負圧ポンプを作れればいいので、結構簡単に作れます。。

シャンプーのポンプを直接突っ込んで利用されている先人が、多数ネットに掲載されてましたが、これは結構なポンピングが必要となるので、小生は、ボトルに負圧をかけて吸い上げる方式を採用することに。。。

 

まずは、ボトルを何にするかということで、これには結構な負圧に耐えられ、密閉性の高い容器が必要となります。。

梅酒なんかを作るときのガラス容器なんかいいんんじゃないかとも考えてみたけど、割れやすいし密閉性はそれほど高くないということからパス!

結果的には、灯油をいれるポリタンクを採用することに。。。

よく売ってるのは、18リットルの容量モノだけど、ちっちゃい方が負圧に耐えれる強度を得られるということで、今回は10リットルのポリタンクを採用することに決定!

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そんで、今回用意したのがこれ!

いつものケーヨーD2で498円なり!

18リットルのやつが598円だったので、容積対コストで考えると割高ではあるものの目的が違うので今回は10リットルを購入。。。

ちょうど、負圧をかける側とオイルを吸い上げる2か所の接続が必要なので、蓋が2つあるのは好都合!

これで加工がしやすくなりますな。。。

本当は、ボトルの色が白だったら抜いたオイルの量を外から見れるのでそっちのほうがいいけど。。。

白色の灯油ボトルはおいてなくて、違う用途の同じようなボトルの価格はなんと2000円!

同じようなものなのになんでこんなに価格が違うのかね~

今回は実験も兼てということなので、迷わず格安の赤色を選択。。。

 

そんで、次には蓋にチューブをつける加工をします。。

この加工では、タンク内の負圧を維持させねばならないので、コンプレッサーなどとエアー工具を接続するための、エアーワンタッチ継手(1個200円くらい)を使います。。

これを2つの蓋の中央に13mmほどの穴をあけて、直径32mmのW1/2のワッシャーと更なる気密性を得るためにゴムワッシャーをかまして取り付けます。。。

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内側も同じで、ゴムワッシャーと32mmのW1/2のワッシャーをかまして取り付けます。。。

この32mmW1/2のワッシャーが蓋の内側のサイズとジャストフィットで気密性を高めるにはちょうどいい大きさです。。

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今回使ったワンタッチ継手は6mmのチューブ用でネジ規格が、R1/4だったので、これに合うジョイントでねじ込んで固定します。。。(水道用部品なんかを売ってるホームセンターで入手できますよ ちなみに1個200円くらい エアーチューブは外径6mm内径4mmで1m当たり100円くらい)

これで、タンクは完了!

 

次には負圧を作るポンプの制作です。。。

シャンプーのポンプでもできなことはないですけど、10リットルもあるタンクに対して、1回の負圧生成量が少ないので、ポンピング回数が半端ないことになりそう。。。

ということで、今回は。。。。これ!

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ダイソーで売ってるフーセンに空気を入れるための『ダブルアクション空気入れ』!

当然100円!

これは、結構素晴らしいもので、押しても引いても空気が入れられて、フツーの空気入れの半分の運動量で空気が入るというもの。

分解してみると構造は簡単!

フツーの空気入れの負圧が発生するときに、真ん中の管から空気を押し出すというもの。

考えた人は偉いねー。。。

 

今回はこの半分の運動量の部分を使って負圧を作ります。。

負圧は、引っ張ったときに、空気入れの下側から発生するので、この下側に穴をあけて、チューブをつなぎます。。。

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負圧を維持させるために、この空気入れの気密性を高めるため、ゴム栓(8号で100円くらい)に穴をあけて、チューブを突っ込んで、空気入れにつなげます。

さらに、タンク内への逆流を防ぐために、ブレーキフルード交換の時にも大活躍してくれた、熱帯魚水槽用の逆流防止弁(200円くらい)をつなげます。。。

これで、制作完了!

全部で1000円ちょっとです。

 

そんでもって、いよいよ吸い込みの実験開始!

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こんな感じでつなげて、吸い込むものはとりあえず水で。。。。

酒飲みの方は良くご存じの、『甲類焼酎』の空きボトル!(安い酒飲んどるなーという声が聞こえてきそうですが。。。)

これで4リットルです。。。

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まずはスタート前の時点で、いっぱい入ってます。。。

ここから、”よーいドン!”でポンプを10回ほどポンピング!

徐々に吸い始めて。。。。

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1分経過でこんな状態。。。

吸い込んでます。。。

ちょっと吸い込みが少ないなと感じれば、また2~3回ポンピング追加でパワー補充。。。。

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開始から5分でこれくらい。。。

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約10分で4リットルを吸い上げられました。。。

市販の手動オイルチェンジャーと比較してちょっと遅いような気がしますが、まぁ吸い上げられれは少々時間がかかったとしてもいいかね。。。って感じで、まぁ想像通りのできばえですわ。。。

灯油ボトルの負圧強度がもうちょっと高ければもっと速く吸い上げられるけどね。。。

負圧かけてるときには、ちょっと中央部分が凹んできてたので、ここの強度を上げれるものがあれば完璧ですわ。。。

やりすぎると、完璧に凹んでしまうので、負圧をかけすぎないことがこのポンプを使う時のポイントやね。

 

今回の実験では水の吸い上げだったので、実際のATFだともうちょっと粘度が高そうなので、もうちょっと時間がかかるかもしれませんけどね。

まぁなんどかこれで、吸い上げられるポンプができたので、今度はATFを買ってやってみよ!

フツーにメーカー純正品のATFを使ってディーラーで交換したら約30000円!

これを使って、純正互換品のATFを使って何回かに分けて交換すれは、10000円くらいで交換はできそうってことがわかりましたね。。。

 

E51 エルグランド君の純正ATFはマチックフルードJで、AISINのAFW+は互換ありということなので、これを調達して交換してみよ!

これなら、20リットルで9000円ちょっと!

格安でできそうですわ!

 

アイシンはトヨタ系で日産はジャトコだけどまぁ互換ありということであれば、これを使おっと!安いしね!

 

交換はまた後日!

こうご期待!

 

追記

このあと、さらに強化バージョンを作成してみました!

16万キロ走行のE51 エルグランド君のATF交換のためのオイルチェンジャーを自作してみる(さらに強化バージョン)。。。

こっちはばっちり大成功!ぜひご覧ください!!!

実際の使用の様子はこちら!

http://norisuke.servehttp.com/wordpress/?p=1451

 

今年は猛暑!エアコンは大丈夫?E51 エルグランド君のブロアファン(ブロアモーター)の異音は意外に簡単に直せます!

車検に出して戻ってきたエルグランド君。。

ちっちゃなDAYZ ROOX君からの一週間ぶりの乗り換えで、少々感覚が違って新鮮です。。

 

そんな久々のエルグランド君の以前に交換したブロアファン(ブロアモーター)が、風量の少ないときに、また、”コトコト”という音が発生し始めた。。。

寒い時期で、活躍してもらわねばならぬ時期に、こういうことは大体起こるもので、まったく、『マーフィーの法則』ですわ。。。

 

今回はそんなに大きな音が鳴るわけでもないので気にしなきゃ気にはならんけど、サンメカとしてはやっぱり気になる。。。

そういうことで、とりあえずはもう一度分解してみて状況を確認することに。。

 

もう、以前に分解していることもあり、手慣れたもので、ブロアファン(ブロアモーター)を取り外します。。。

取り外した状態で、エアコンをつけて、ファンを回してみると。。。。

 

音がしないんですよね。。。まったく。。。

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基盤面を開けて、構造を確認。。。

構造からみると、ほぼ間違いなく、中心の回転軸のところから鳴ってると思われる。。。

そうなれば、とりあえずやってみることは。。。。

 

グリスアップ!

 

ということで。。。

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中央の回転軸の下側のスキマにオイルスプレーを吹き付けて、長期的に効果を得るためにグリススプレーを吹き付けときます。。。

 

これでもう一度組み立てなおして、100キロほど走ってみたけど、コトコト音は出ませんでした!

 

ということで、めでたしめでたし。。。

 

意外に盲点!やってますか?E51 エルグランド君のパワステフルード(パワステオイル)の交換!

枚方に帰省して、やることもないのでブレーキフルードを交換したが、まださらにやることがない。。。

ならばということで、汁物交換の第4弾!

パワステフルードの交換をやってみることに。。。

パワステフルードはパワステオイルなんて言いかもしますな。

このパワステフルードは、自動車メーカーでは交換ということは特に指定していない汁物。。

なんでなんでしょうな。。

特に交換しなくても問題はないんですかね。

この交換には、賛否両論あるようで、そんなもん交換するくらいやったらハブベアリングのグリスの詰めなおしのほうが効果があるという意見があったり、油脂のものなんだから劣化するのは当然で、交換したほうがいいという意見があったり。。。

 

パワステフルードの入っているリザーバータンクの中の状態を見ると、えらく飴色になった状態なので、精神衛生上よくないから、まぁ、結果的には交換しても問題はないだろうということでやってみることに。。。

 

ネットでの先人の様子を見てると、完全交換方式と希釈交換方式があるみたい。

当然、完全交換方式で一気に抜き取って、入れ替えるのがいいのでしょうけど、エアー抜きをせねばならないし、本拠地ではないので、いろんな工具も持ってきてはいないので、今回は希釈交換方式で実行することに。。。

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感想(3件)

今回交換するためのフルードはこれ。。

近所のホームセンターで1リットルで1000円くらい。。

これをチビチビ入れて抜いてを繰り返して、薄めて交換しますね。

 

まず、エンジンをかけて、リザーバータンクの最下限までフルードを抜き取って、新しいフルードを入れます。。。

これで、ちょっとだけ薄くなったということですな。

この状態で、ハンドルを左右いっぱいに交互に切ってパワステポンプを働かせます。。。

当然、タイヤが地面に接地した状態だと、アライメントが狂ったりするかもしれないので、ジャッキでちょっと上げて実行するのがいいかもしれません。。。

今回は面倒なので、そのまま据え切りで実行してます。。。

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こんな感じ。。。

これを10回くらい繰り返します。。。

これで、パワステポンプに新しいフルードを含んだフルードが循環されるので、リザーバータンクから、最下限までフルードを抜き取ります。。

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こんな感じ。。。

今回、抜き取るために用意した道具は、ダイソーの園芸品コーナーにあった水差しの500mlバージョン!

他にも、100ml、300mlバージョンもあってなかなか使い勝手が良い。

昨日の、ブレーキフルード交換の時にも大活躍でした。。。

 

最下限まで抜き取ったら、また、不足したフルードを最上限まで追加します。。。

また、ハンドルを左右に10回くらい交互に切って。。。。

また、最下限までフルードを抜いて、最上限までフルードを追加して。。。。

とてつもなく、単純な作業を繰り返します。。。

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5回くらいこれを繰り返したら、こんな感じで抜き取れました。。

結構、真っ黒!

やっぱりこれは精神衛生上よくない。。。

この変化は、小さなペットボトルを何個か用意して、順を追うごとに並べてみると面白いかもしれませんよ。

 

気のすむまでこれを繰り返せば完全に交換することができるのでしょうけど、これにはかなりの量のフルードが必要になりそう。。。

せっかく新しいフルードを買ってきてもこの方法だと半分くらいは、一瞬で排油化してしまうということで、少々もったいない気もします。。。なので、今回は1リットルで終了とすることにしました。

 

さらに繰り返し、ちょうど1リットル分くらいで。。。

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こんな感じ。。

左が最初の5回目くらいまでの分で、右がそのあとのさらに5回分くらいの排油。。。

まぁ、希釈されているのがよくわかります。

でも、新品のフルードは、ほぼ無色透明に近い色なので、そう考えれば、まだ純粋に入れ替わったとは言い難いということですな。。。

もう1リットルくらい追加でやれば、もっと薄い色になるんでしょうけど、そもそも、交換しなくてもいいようなものらしいので、このあたりでやめときます。。。

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リザーバータンクも真っ黒で透明度は、ほとんどない状態でしたが、なんとなく透明度が出てきました。。

 

交換してから、試運転がてら数キロを走ってみましたが、なんとなくハンドルのキレが良くなったような気がします。。。

まぁあくまでも気がするだけなので、絶大なる効果があったというわけではありません。。

 

まぁ真っ黒な汁物を見ちゃうと、精神衛生上よくないので、交換したことで精神的に楽になったことは効果ありというとこでしょうかね。。。

 

まぁこの方法だと、特に高いスキルを必要としないものなので、精神衛生上の効果を得たい方は、ぜひお試しください。。。