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16万キロ走行のE51 エルグランド君のATF交換のためのオイルチェンジャーを自作してみる。。。(ちょっと失敗かなぁ。。。)
E51 エルグランド君は、新車購入から9年目に突入し、すでに16万キロを走破してはいるものの、車イジリ好きが功を奏し、致命的なトラブルもなく。まだまだ現役バリバリで走ってます。
ただ、今後、問題となりそうと予感するのが。。。ATFですな。。。
そういえば、交換には結構な交換費用がかかるから、もう5万キロくらい替えてないしね。。。
そもそも、小生は、このクルマが初めてのAT車で、今まではマニュアル車しか乗ってなかった訳で、どうもこのATFってものに馴染みがないんですなー
巷のネット情報だと。。。。
『トランスミッションは超精密機器であって、ほんのちょっとの塵やゴミがトラブルの原因になるから、ATF交換は素人が手を出しちゃイカン!』とか。。。
『ATFは絶対にメーカー純正品じゃないとイカン!』とか。。。
もう、腫れ物に触るようなことが書き込まれてます。。。
でも、クルマってモノの性質上、動いてるときには常に振動しているもので、液体であるオイルがジッと揺れない状態になる訳もなく、もし、そこまでシビアなものであったらマトモに動作するとは思えない。。。
さらに。自動車メーカーが自社でオイル生成している訳けもなく、必ずどこかの大手精油メーカーがOEM品で提供している訳で、よっぽどのレーシングカーの特注トランスミッションじゃない限り、それなりの流通量がないと、自動車メーカーも精油メーカーもそれなりのコストで流通でき訳もないので、少々の成分差はあるにせよ、必ずしもメーカー純正でなければならないはずがない。。。
要は、ほぼ類似する成分のオイルであれば別に問題ないだろう。。。
既に溜まったスラッジを拡散させないように交換すれば何ら問題はないだろう。。。
という自己結論をつけました。。。
そういうことで。。。
今回は、ATF交換を上抜きで抜けるだけ抜いて、抜いた量だけ交換するという方法でやることを計画しました。。
そもそも、欧州車なんかでは交換しなくてもよいといったようなものなので、ATFだけでも交換すればそれなりの効果は得られるだろうっといういつものように安易な考えで。。。
とりあえず、上抜きするためのオイルチェンジャーをどうするかということから。。。
エンジンオイル交換用の電動ポンプは持ってはいるものの、初めてのDIYのATF交換ということもあり、これを兼用するのはちょっと心が引けるので、新たに手動オイルチェンジャーを作ってしまいます。。。
数千円で販売されてはいるものの、原理的には単なる負圧ポンプを作れればいいので、結構簡単に作れます。。
シャンプーのポンプを直接突っ込んで利用されている先人が、多数ネットに掲載されてましたが、これは結構なポンピングが必要となるので、小生は、ボトルに負圧をかけて吸い上げる方式を採用することに。。。
まずは、ボトルを何にするかということで、これには結構な負圧に耐えられ、密閉性の高い容器が必要となります。。
梅酒なんかを作るときのガラス容器なんかいいんんじゃないかとも考えてみたけど、割れやすいし密閉性はそれほど高くないということからパス!
結果的には、灯油をいれるポリタンクを採用することに。。。
よく売ってるのは、18リットルの容量モノだけど、ちっちゃい方が負圧に耐えれる強度を得られるということで、今回は10リットルのポリタンクを採用することに決定!
そんで、今回用意したのがこれ!
いつものケーヨーD2で498円なり!
18リットルのやつが598円だったので、容積対コストで考えると割高ではあるものの目的が違うので今回は10リットルを購入。。。
ちょうど、負圧をかける側とオイルを吸い上げる2か所の接続が必要なので、蓋が2つあるのは好都合!
これで加工がしやすくなりますな。。。
本当は、ボトルの色が白だったら抜いたオイルの量を外から見れるのでそっちのほうがいいけど。。。
白色の灯油ボトルはおいてなくて、違う用途の同じようなボトルの価格はなんと2000円!
同じようなものなのになんでこんなに価格が違うのかね~
今回は実験も兼てということなので、迷わず格安の赤色を選択。。。
そんで、次には蓋にチューブをつける加工をします。。
この加工では、タンク内の負圧を維持させねばならないので、コンプレッサーなどとエアー工具を接続するための、エアーワンタッチ継手(1個200円くらい)を使います。。
これを2つの蓋の中央に13mmほどの穴をあけて、直径32mmのW1/2のワッシャーと更なる気密性を得るためにゴムワッシャーをかまして取り付けます。。。
内側も同じで、ゴムワッシャーと32mmのW1/2のワッシャーをかまして取り付けます。。。
この32mmW1/2のワッシャーが蓋の内側のサイズとジャストフィットで気密性を高めるにはちょうどいい大きさです。。
今回使ったワンタッチ継手は6mmのチューブ用でネジ規格が、R1/4だったので、これに合うジョイントでねじ込んで固定します。。。(水道用部品なんかを売ってるホームセンターで入手できますよ ちなみに1個200円くらい エアーチューブは外径6mm内径4mmで1m当たり100円くらい)
これで、タンクは完了!
次には負圧を作るポンプの制作です。。。
シャンプーのポンプでもできなことはないですけど、10リットルもあるタンクに対して、1回の負圧生成量が少ないので、ポンピング回数が半端ないことになりそう。。。
ということで、今回は。。。。これ!
ダイソーで売ってるフーセンに空気を入れるための『ダブルアクション空気入れ』!
当然100円!
これは、結構素晴らしいもので、押しても引いても空気が入れられて、フツーの空気入れの半分の運動量で空気が入るというもの。
分解してみると構造は簡単!
フツーの空気入れの負圧が発生するときに、真ん中の管から空気を押し出すというもの。
考えた人は偉いねー。。。
今回はこの半分の運動量の部分を使って負圧を作ります。。
負圧は、引っ張ったときに、空気入れの下側から発生するので、この下側に穴をあけて、チューブをつなぎます。。。
負圧を維持させるために、この空気入れの気密性を高めるため、ゴム栓(8号で100円くらい)に穴をあけて、チューブを突っ込んで、空気入れにつなげます。
さらに、タンク内への逆流を防ぐために、ブレーキフルード交換の時にも大活躍してくれた、熱帯魚水槽用の逆流防止弁(200円くらい)をつなげます。。。
これで、制作完了!
全部で1000円ちょっとです。
そんでもって、いよいよ吸い込みの実験開始!
こんな感じでつなげて、吸い込むものはとりあえず水で。。。。
酒飲みの方は良くご存じの、『甲類焼酎』の空きボトル!(安い酒飲んどるなーという声が聞こえてきそうですが。。。)
これで4リットルです。。。
まずはスタート前の時点で、いっぱい入ってます。。。
ここから、”よーいドン!”でポンプを10回ほどポンピング!
徐々に吸い始めて。。。。
1分経過でこんな状態。。。
吸い込んでます。。。
ちょっと吸い込みが少ないなと感じれば、また2~3回ポンピング追加でパワー補充。。。。
開始から5分でこれくらい。。。
約10分で4リットルを吸い上げられました。。。
市販の手動オイルチェンジャーと比較してちょっと遅いような気がしますが、まぁ吸い上げられれは少々時間がかかったとしてもいいかね。。。って感じで、まぁ想像通りのできばえですわ。。。
灯油ボトルの負圧強度がもうちょっと高ければもっと速く吸い上げられるけどね。。。
負圧かけてるときには、ちょっと中央部分が凹んできてたので、ここの強度を上げれるものがあれば完璧ですわ。。。
やりすぎると、完璧に凹んでしまうので、負圧をかけすぎないことがこのポンプを使う時のポイントやね。
今回の実験では水の吸い上げだったので、実際のATFだともうちょっと粘度が高そうなので、もうちょっと時間がかかるかもしれませんけどね。
まぁなんどかこれで、吸い上げられるポンプができたので、今度はATFを買ってやってみよ!
フツーにメーカー純正品のATFを使ってディーラーで交換したら約30000円!
これを使って、純正互換品のATFを使って何回かに分けて交換すれは、10000円くらいで交換はできそうってことがわかりましたね。。。
E51 エルグランド君の純正ATFはマチックフルードJで、AISINのAFW+は互換ありということなので、これを調達して交換してみよ!
これなら、20リットルで9000円ちょっと!
格安でできそうですわ!
アイシンはトヨタ系で日産はジャトコだけどまぁ互換ありということであれば、これを使おっと!安いしね!
交換はまた後日!
こうご期待!
追記
このあと、さらに強化バージョンを作成してみました!
16万キロ走行のE51 エルグランド君のATF交換のためのオイルチェンジャーを自作してみる(さらに強化バージョン)。。。
こっちはばっちり大成功!ぜひご覧ください!!!
実際の使用の様子はこちら!
http://norisuke.servehttp.com/wordpress/?p=1451
今年は猛暑!エアコンは大丈夫?E51 エルグランド君のブロアファン(ブロアモーター)の異音は意外に簡単に直せます!
車検に出して戻ってきたエルグランド君。。
ちっちゃなDAYZ ROOX君からの一週間ぶりの乗り換えで、少々感覚が違って新鮮です。。
そんな久々のエルグランド君の以前に交換したブロアファン(ブロアモーター)が、風量の少ないときに、また、”コトコト”という音が発生し始めた。。。
寒い時期で、活躍してもらわねばならぬ時期に、こういうことは大体起こるもので、まったく、『マーフィーの法則』ですわ。。。
今回はそんなに大きな音が鳴るわけでもないので気にしなきゃ気にはならんけど、サンメカとしてはやっぱり気になる。。。
そういうことで、とりあえずはもう一度分解してみて状況を確認することに。。
もう、以前に分解していることもあり、手慣れたもので、ブロアファン(ブロアモーター)を取り外します。。。
取り外した状態で、エアコンをつけて、ファンを回してみると。。。。
音がしないんですよね。。。まったく。。。
基盤面を開けて、構造を確認。。。
構造からみると、ほぼ間違いなく、中心の回転軸のところから鳴ってると思われる。。。
そうなれば、とりあえずやってみることは。。。。
グリスアップ!
ということで。。。
中央の回転軸の下側のスキマにオイルスプレーを吹き付けて、長期的に効果を得るためにグリススプレーを吹き付けときます。。。
これでもう一度組み立てなおして、100キロほど走ってみたけど、コトコト音は出ませんでした!
ということで、めでたしめでたし。。。
E51 エルグランド君の4回目の車検でお借りした代車はスゴイ装備のDAYS ROOX君!
今回で4回目の車検をやってきました。。。
小生は、ディーラーさんとのつながりを何とかつないで、今後の新車購入の時に優位にするという目的(下心バリバリ。。。)で、少々高い出費ではあるものの車検はいつも、購入した時のディーラーさんの日産プリンス神奈川 麻生柿生店さんにお願いしてます。。。
ご担当いただいていいる営業マンさんとは、読みは違うけど同じ漢字の名字で、なかなか愛想もよくまめにご連絡いただける方で、もう10年くらいのお付き合いをいただいてるので、今回もお願いしました。。(宣伝しときましたよ!次回もよろしくね!)
交換すべきモノは、ほとんどDIYで交換してしまってるので、いつもの通り、『最低費用でお願い!』ということと、車検期間中はいつものように、代車をお願いしてます。。。
この代車がいつも、試乗車の新車バリバリのクルマをお借りできるので結構楽しみだったりします。。。
ということで、今回の代車はこれ!
DAYZ ROOXの Highway STARTです。。。
三菱自動車では、ekスペースってやつですな。
ここ最近の日産がミョーに力を入れている軽自動車の最新版ですよ。。
商品企画は日産、製造は三菱自動車という、同業者同士のコラボレーションでできた車だそうだ。。。
NMKVって合弁会社をつくって、SUZUKI、DAIHATSU、HONDAの3大巨頭の軽自動車マーケットへ参入ってなことなので、単なる三菱自動車からのOEM自動車とは一味違うのかねぇ???
こんな感じ。。。
ちっちゃい車にしては、結構イカツい顔つき。。。
横から見ると。。。
やっぱり軽自動車!
リアはこんな感じ。
HONDAのNシリースを発端に妙にはやり出した、ルーフを別色にするパターンですな。。。なかなかマッチしてます。。。
乗ってみると天井までの空間の広さにびっくり!
座って天井までの空間は、拳6個分くらい!これはかなり驚きで、慣れるまでなんか変な感じですわ。。。
ボンネット開けるとこんな感じ。。。
ちっちゃいエンジンが結構、詰まってます。。。
E51エルグランド君のエンジンルームは、もうほとんど手の入るスキマはないですが。。。
これも同じくギチギチです。。。メンテナンスは大変そう。。。でも、サンメカはそれが楽しみだったりするけど。。。
運転席はこんな感じ。。
25年くらい前に乗ってたDAIHATSU MIRA Turbo TR-XX EFIとは、質感が全然違います。。。
質感向上の進化に驚きです。。。
コンソールはピアノブラック調のパネルになかなか新鮮なデザインです。。。
しかもナビ、オートエアコン装備!
さらに。。。
リアモニターまでついてます。。。
もはや、25年前の軽自動車のイメージは全く持って崩れ去りました。。。
バックミラーにもモニターが付いてます。。
リバースギアの使用時なんかには、ココか、ナビ画面への表示を選択できますよ。
ロールスクリーンまでついてます。。
下からベローンて伸ばして上で引っかけるってもの。。。
これはけっこう便利!
ぜひ、今後の車に積極採用してほしいです。。単純な構造でそんなにコストにはねるものでもないでしょうからね。
費用対効果抜群なアイテムですよ!
自動車メーカーの商品企画さんよろしくね。
リアシートも広々。。。
これらな4人の移動でもそれほど苦でもないですわ。。。
トランクルームは。。。
狭いです。。。
まぁ、しゃーないわな。。使えるスペースは決まってるわけやし、居住空間を広げりゃ。。。まぁしゃーないわ。
常時2人移動だったら問題ないね。
こんな、最新設計のハイグレードなクルマです。。。
少々長めに車検の期間をもらって一週間ほどで約300キロほど走ってみましたけど、普段のバカでかいエルグランド君からなので、もうこれは、”カート”ですわ!
普段じゃゼッタイに一回で入れきれない駐車場なんか全然問題なく一回で入っちゃいますし、昔の軽自動車とはもう全く違う走行性能など。。。もう素晴らしい車としか言いようがないですわ。。。
ぜひ、2台目の車としてほしいものです。。。
さて、そんな車を買うとすれば。。。
ゲゲッ!!!!!!
にひゃくななまんななせんえん!!!
すごいね!!!!
軽自動車も2,000,000円を超える時代なんですな。。。
もうこうなると、”安くてチッチャイ軽”なんてもんじゃないですわ。
高級軽自動車ってカテゴリーが近い将来にできそうな予感です。。。
でもね。。。
ここまできたらね。
こういうとことか。。。
こういうとこの質感向上を検討してみたらどうかと思うわけですよ。。
ボディーの鉄板そのものが丸出しってのは、25年前の軽自動車と変わってないんですよね。。。
これが車内の空間で見えるのと見えないのでは全然、居住空間としての質感は違うと思うんですよね。。。
まぁ軽自動車っていう車重も全長、全幅、全高も決められてる枠の中で、モノづくりをせねばならんということは、わかっちゃいるけど。。。
カバーをかけちゃ車重やコストの問題があるでしょうしね。。。
たとえは、車内色と同じ色で塗っちゃうとか・・・
分野は違えど同じエンジニアとしてですが。。。こういう課題にも知恵を使って何とかできればさらに良いものができるでしょうね。
まぁ楽しいいい車でした。。。
RAPIRO君の健康診断
年末に長年おついきあいのある会社のエライひとから、”クラウドファンディングで出資して貰ったRAPIROの右足が動かんから見てくれ”とのご相談を頂き、結構な大きなものであるにもかかわらず、わざわざ会社まで持ってきていただけたので、それではということでとりあえず、お借りしました。。。
今年の年末は、少々の有給休暇をもらって怒涛の11連休で帰省するので、これにお伴させて、帰省先で健康診断してみることに。。。
まずは、外観の初見から。。。
うんー。。ちょっと組み立て方が雑やな。。。って感じ。。。まぁその人の性格が出てますかね。。。(失礼!)
これじゃなかなかスムーズには動かんなということで、一旦、全部ばらしてオーバーホールしてみるという大手術をすることに決定!
で、早速開始!
開始後、すぐにわかりました。。
右足のサーボモーターのピンが1本ずれてますね。。。
これを。。。
はい!終了。。。
これを組み立てて、終了。。。
ばらした後は各サーボモーターの初期状態を調整するわけだけどこれが超微妙!!!
結局、2時間くらい格闘して、なんとかまともに動くようになりました。。。。
組み立て自体はカンタンだけど、これがいちばん大変でしたね。。。
まだなんとなく、左に曲がっているような感じはあるものの、まぁこれは持ち主に頑張ってもらうことにします。。。
まぁこれで、なんとかすべてのサーボモーターの調整ができたので、Teratermのマクロを使って。。。
せっかくお正月ということもあるので、こんな感じで動かしてみました。。。
【RAPIROからのお正月メッセージ】
http://norisuke.servehttp.com/rapiro2.mp4
人型ロボットの入門編としてはなかなか面白いものでしたね。。。。
これにraspberry pi を組み込んで、今度は、SiriProxyをつかって音声認識させるってのも面白いかも。。。
持ち主にちょっとアイディアを授けて頑張ってもらおう。。。
意外に盲点!やってますか?E51 エルグランド君のパワステフルード(パワステオイル)の交換!
枚方に帰省して、やることもないのでブレーキフルードを交換したが、まださらにやることがない。。。
ならばということで、汁物交換の第4弾!
パワステフルードの交換をやってみることに。。。
パワステフルードはパワステオイルなんて言いかもしますな。
このパワステフルードは、自動車メーカーでは交換ということは特に指定していない汁物。。
なんでなんでしょうな。。
特に交換しなくても問題はないんですかね。
この交換には、賛否両論あるようで、そんなもん交換するくらいやったらハブベアリングのグリスの詰めなおしのほうが効果があるという意見があったり、油脂のものなんだから劣化するのは当然で、交換したほうがいいという意見があったり。。。
パワステフルードの入っているリザーバータンクの中の状態を見ると、えらく飴色になった状態なので、精神衛生上よくないから、まぁ、結果的には交換しても問題はないだろうということでやってみることに。。。
ネットでの先人の様子を見てると、完全交換方式と希釈交換方式があるみたい。
当然、完全交換方式で一気に抜き取って、入れ替えるのがいいのでしょうけど、エアー抜きをせねばならないし、本拠地ではないので、いろんな工具も持ってきてはいないので、今回は希釈交換方式で実行することに。。。
![]() |
>SIGMA(シグマ) シグマ パワーステアリングフルード1缶(1L) 価格:1,068円 |
今回交換するためのフルードはこれ。。
近所のホームセンターで1リットルで1000円くらい。。
これをチビチビ入れて抜いてを繰り返して、薄めて交換しますね。
まず、エンジンをかけて、リザーバータンクの最下限までフルードを抜き取って、新しいフルードを入れます。。。
これで、ちょっとだけ薄くなったということですな。
この状態で、ハンドルを左右いっぱいに交互に切ってパワステポンプを働かせます。。。
当然、タイヤが地面に接地した状態だと、アライメントが狂ったりするかもしれないので、ジャッキでちょっと上げて実行するのがいいかもしれません。。。
今回は面倒なので、そのまま据え切りで実行してます。。。
こんな感じ。。。
これを10回くらい繰り返します。。。
これで、パワステポンプに新しいフルードを含んだフルードが循環されるので、リザーバータンクから、最下限までフルードを抜き取ります。。
こんな感じ。。。
今回、抜き取るために用意した道具は、ダイソーの園芸品コーナーにあった水差しの500mlバージョン!
他にも、100ml、300mlバージョンもあってなかなか使い勝手が良い。
昨日の、ブレーキフルード交換の時にも大活躍でした。。。
最下限まで抜き取ったら、また、不足したフルードを最上限まで追加します。。。
また、ハンドルを左右に10回くらい交互に切って。。。。
また、最下限までフルードを抜いて、最上限までフルードを追加して。。。。
とてつもなく、単純な作業を繰り返します。。。
5回くらいこれを繰り返したら、こんな感じで抜き取れました。。
結構、真っ黒!
やっぱりこれは精神衛生上よくない。。。
この変化は、小さなペットボトルを何個か用意して、順を追うごとに並べてみると面白いかもしれませんよ。
気のすむまでこれを繰り返せば完全に交換することができるのでしょうけど、これにはかなりの量のフルードが必要になりそう。。。
せっかく新しいフルードを買ってきてもこの方法だと半分くらいは、一瞬で排油化してしまうということで、少々もったいない気もします。。。なので、今回は1リットルで終了とすることにしました。
さらに繰り返し、ちょうど1リットル分くらいで。。。
こんな感じ。。
左が最初の5回目くらいまでの分で、右がそのあとのさらに5回分くらいの排油。。。
まぁ、希釈されているのがよくわかります。
でも、新品のフルードは、ほぼ無色透明に近い色なので、そう考えれば、まだ純粋に入れ替わったとは言い難いということですな。。。
もう1リットルくらい追加でやれば、もっと薄い色になるんでしょうけど、そもそも、交換しなくてもいいようなものらしいので、このあたりでやめときます。。。
リザーバータンクも真っ黒で透明度は、ほとんどない状態でしたが、なんとなく透明度が出てきました。。
交換してから、試運転がてら数キロを走ってみましたが、なんとなくハンドルのキレが良くなったような気がします。。。
まぁあくまでも気がするだけなので、絶大なる効果があったというわけではありません。。
まぁ真っ黒な汁物を見ちゃうと、精神衛生上よくないので、交換したことで精神的に楽になったことは効果ありというとこでしょうかね。。。
まぁこの方法だと、特に高いスキルを必要としないものなので、精神衛生上の効果を得たい方は、ぜひお試しください。。。