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EC22Sのスズキ Twin君のブレーキパッドがない!!純正でいいのか?良いんです! DIYでローターとキャリパーも純正流用で交換!!(埼玉特派員レポート)

またもや前回の飛び石にやられちゃったー!!でもDIYでガラスリペアやってみたら結構いい感じに修復できたでぇ〜(埼玉特派員レポート)に続き、師匠から埼玉特派員レポートがやってまいりました。。。

 

今回はあのかわいいEC22Sのスズキ ツインのブレーキパッドのみならず、ローターもキャリパーも交換するというレポートです。

さすがマニアックな師匠のやること

すごいです。。

 

 

埼玉特派員報告Part2です。
9/23の埼玉南部は曇り。作業日和です!

 

 

今回はチビっこい方をいぢっていくぜ!!
ネタは、こちら。

 

 

パッドがチビてます。そろそろ活動限界ですね。

 

 

ローターは活動限界が10mmのところ12mmなのでOK!!
チビっこい方は12インチのソリッドディスクです。
車重が590kgなのでスペック十分です。
さあ、どうしよっかなぁ・・・って考えていたのは先週なんです。

 

 

で、これです!某オクで程度がよさそうな一式Get!
(心1:ヲゐヲゐ、パッドだけでよかったんじゃねーの?)
(心2:パッド?写真下に残量いっぱいの見えないの?)
(心1:上の丸っこいのと真ん中の四角いのは?)
(心2:気づいちゃったらしかたないよねぇ。。やるぜ・・)

 

 

まずは健康診断。パッドは残量OK!片減りもなく、いたって健康です。
写真はありませんが、キャリパーのダストブーツの破れ無し。ピストンも手で押せます。

 

 

ローター君は17.2ですか、えっ?ちょっと太りすぎじゃございませんか?
どしちゃったの??だめだよぉ。息吐ききって?え?吐けない?・・・
(心1:ヲゐ!ローター空気穴あるぞ?狙ったの??)(心2:だって・・あいそうだったんだもん!)
そぉなんですぉのりすけさん!某オクで落としたのは別車種のTurbo用だったんです。
ディスクブレーキの容量アップでカックンはしないだろうということで、純正流用チューンいってみよー!!

 

 

これがノーマル状態です。(既にウマに乗っかってます)
心配なのは、キャリパーブラケット取り付け部のボルト間隔とキャリパー付けた後のホイールとのクリアランス。
ブラケットが合わなきゃ、パッドだけ使うしかないです。
で、いつものようにバラしてしまって仮組。

 

 

ブラケットは難なく装着。バックプレートにローターの接触無し。
後ろのブレーキホースの下にブラさがってるのは、オリジナルのキャリパーです。

 

 

ベルハウジング部分が黒々としているので、さび止め塗ったのか?と思い、よくよく見ると、、、
世界に名だたるBOSCH様の刻印が・・・ローターの減りも少ない上に出荷時のさび止めだYo!
ドナー車はたぶん車検でブレーキ回り交換してそんなに走らなかったんだろーなぁと想定。
やったぜベイベー!!(古っ!!!)

 

 

キャリパーも仮組です。後ろにまだオリジナルがぶら下がってます。

 

 

タイヤを着けてホイールとのクリアランスチェック。
チビっこい方はインチアップして13インチを履いているので十分にスカスカでした。

 

 

おもむろにバイスグリップでブレーキホース挟んじゃってます。まあ、自己責任つーことで。
オリジナルキャリパーはこの時点で取っ払いました。

 

 

キャリパーから排出されたブレーキフルード・・なんか黒い・・・ダイジョブか??
ここまでやっちまってるから、進むしかないよねぇ。

 

 

本当はキャリパーを黄色に塗っちゃう計画だったんだけど、、アストロさん!ゴールドじゃなくて黄色作って!!
のりすけさんはゴールド推しだったけどさ・・STI連想しちゃうのよねぇ・・・
重要保安部品なので、いつもの手ルクレンチではなくキチンと測れるもの使ってます。

 

 

左下がキャリパーです。ストラットから吊られてます。この吊ってる金属ベルトが何だか判りますか?
ワイパーゴムの芯です。この芯線はステンレスで出来ていて適度な剛性があるのでフェンダー裏から
室内へのハーネス引き回しのパイロットワイヤーがわりに使ったりもできます。(廃品活用ネタです)

 

 

キャリパーもとっとと付けちゃって、エア抜き始めてます。気泡ときれいな色のフルードが出るまで抜きます。
アストロさんのブリーダーホース使って運転席、フルードタンク、キャリパー間を1人で行ったり来たりです。
でも二人で“踏んでー!離してー!踏んでー!!OK!!”がやっぱり安心だなー。

 

 

運転席側出来上がりです!
この後、助手席側もおなじ様にバラして組みあげました。
写真に無いのですが、キャリパーにブレーキホースを組み付けるときに使うバンジョーの
両脇の銅ワッシャーは交換指定部品なんですが手持ちが無かったため再利用した事は内緒です。
他、パッド組み付けの時の鳴き止めグリースペタペタとかワイヤーブラシで粗錆びゴシゴシとか
やってます。
ローターキャリパーセット:¥5,000-、フルード:¥900-、ブレーキクリーナー:¥200-
10:00位からお昼含めて14:30位の作業でした。
さぁーって!ローターの錆び落としとPバルブのバランス見に行ってこなくちゃ!!
※重要保安部品そのものなので、しばらくは要チェックですな。“左手は常にサイドブレーキレバー(笑)!“
を始業前点検の項目に加えておかなくっちゃ!

簡単に自分でできますよ!早めに交換!E51エルグランド君のブレーキパッドを交換してみた!

17万キロを目前に、そろそろブレーキパッドもチビてきた。。

 

車のブレーキは、超重要部品なので、フツーの人は、自動車屋さんにやってもらわなきゃね!なんて考えちゃいます。。。

 

でもブレーキの仕組みを考えりゃ、ブレーキローターを挟み込むブレーキパッドだけを交換すりゃええだけなんですよね。

なので、貧乏サラリーマンは自分でやっちゃいます。。。

 

とりあえず、前輪から開始!

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まず、タイヤを外さなければならないんで、ジャッキポイントにジャッキを置いてリフトアップして、タイヤを外します。。。

ジャッキポイントには、印がついてるのでよく見てね!

CIMG1531

外すとこんな感じ。。。

次は、キャリパの固定ボルトを取り外します。。。

E51エルグランドの前輪の場合は、ブレーキの油圧ホースの位置の関係で、キャリパの下側のボルトを外します・・・

CIMG1532

このボルト!

17mmのメガネがあれば緩みます。。

でも結構、固着してる場合が多いので、それなりに覚悟して、ボルトが折れない程度に、ガンガン刺激を与えてやると緩みます。。

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こんなボルトです。。。

CIMG1554

ボルトが外れると、キャリパを下から上に持ち上げて、表と裏のパットを取り外します。。。


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外したパットはこんな感じ。。。

残量で約4mm弱ってとこですかね。。。

まだ、もうちょっと使えたわ。。。

まぁ、使用限界は2mmやし、超重要部品でもあるんで、早めに交換ってことで交換しときます。。。

このブレーキパッドは、パーマンDrで調達したもの。。

これも、激安やけど、特に何の問題なく使えましたね。。。

 

今回用意したブレーキパッドは、いつもおなじみ”モノタロー”で調達。。

純正部品の1/3位の値段で調達できますよ!

それでも、全然、ブレーキの効きも耐久性も純正品と何が違うのかよくわからん。。。

単にメーカーが保証するかどうかの保険なんかね。。

なんやかんや自分でできるんやったら、そんな保険は不要なんで、小生はモノタローで十分!

 

ということで、モノタローのブレーキパッドを調達して、新旧で並べてみると。。。


CIMG1540

新品だと厚さはだいたい9mmってとこですな。

やっぱり厚いわ!


CIMG1542

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鳴き止めのシムはそのまま流用するんで、取り外して、パーツクリーナーで洗って。。。

うすーくシリコングリスを裏側に塗って、新しいパッドに取るつけます。。。

 

次は、出っ張ったピストンを引っ込めます。。。

そうじゃないと、キャリパが元に戻りません!

CIMG1555

E51エルグランド君の前輪側はピストンが2つあるんで、簡単には引っ込みません。

片方だけ押し込んだら、もう片方が出ちゃうんで、一気に両方を合わせて押し込まねばなりません!

そういうときには。。。

CIMG1557

こんな感じに、古いパッドを利用して、両方のピストンに合わせて、クランプで挟み込んで引っ込めちゃいます。。

CIMG1545

そうすると、両方のピストンが引っ込みます。。。

このときの注意は、ボンネット内にあるブレーキフルードタンクの量を見ておくこと!

そうしないと、ピストンを引っ込めたときに、フルードが溢れちゃうかもしれないんで、フルードの量が多い場合は、あらかじめちょっと抜いておいたほうがいいですね。

もし、このブレーキフルードが溢れちゃって、塗装面についちゃったりしたら大変です!

ブレーキフルードは、別名、塗装はがしとまで言われるほどのモンですのでくれぐれもお気をつけあそばせ!

CIMG1553

で、キャリパを元に戻して、ボルトを締め付ければ完了!

これを前輪の反対側もやって、前輪終了!

 

次は、後輪側!

後輪側もやることはいっしょ!

タイヤを外して。。。

CIMG1547

こんな感じ。。。

後輪側は、前輪側とは違って、油圧ホースの場所から、キャリパの上側のボルトを外します。。

CIMG1548

外したらこんな感じ。。

ちなみに、後輪側のキャリパのボルトは、14mm!

後輪側のキャリパは前輪と違って、ピストンは1個なんでこれは簡単!

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パッドを外すと前輪側と同じくらいの約4mmくらい残ってました。。。

CIMG1550

新品と並べると。。。

やっぱり、半分以下くらいかね。。

CIMG1551

後輪側の鳴き止めシムもそのまま流用するんで、パーツクリーナーで少々洗って、裏にシリコングリスを薄く塗って取り付けちゃいます。

 

後輪側はピストンが一個なんで、クランプでそのまま押し込んじゃいます!

CIMG1552

これで、キャリパを元に戻して、ボルトを締め付ければ、完了!

 

これが終わったら、最後の超重要な儀式!

 

ピストンが引っ込んだ状態のままになってるんで、運転する前に必ず、エンジンをかけた状態で、ブレーキペダルを数回ポンピングさせて、ピストンを出さなければ、ブレーキは効きません!

最初の一踏みは、フロアにまで着くくらいまで踏み込める状態になります。

これを数回繰り返すと、元の踏み込み位置にまで戻るので、必ず、これを確認することが必要ですよ。

 

それが確認できたら、ほんの数センチくらい動かしてちゃんとブレーキが効くことを確認すること!

 

ブレーキは重要な部品だけに、こういうところは念入りに確認しましょうね。

 

それと、交換後すぐは、ブレーキパッドに当たりが出てないんで、制動距離が長くなることもあります。

しばらくは当たりが出るまで、慎重に走りましょうね!

 

ブレーキパッドの交換作業はこんなもんです。。

自分でやったら、部品代で3000円くらいと約1時間もあればできちゃいます。

ディーラーなんかでやってもらったらやっぱり2~3万円ってとこですかね。。

 

 

まぁブレーキなんで、やってみるのであれば慎重に確認してからやってみてね!

作業自体は簡単簡単!